田中 新吾

起業の原則は「うつ」と「うつつ」と「うつす」。

タナカ シンゴ

こないだ、こんなツイートをしました。

今日はこれについて少し書いておこうと思います。

起業の原則 = うつ(空)からうつつ(現)を生み出す

先日、何年もお世話になっている美容師さんに髪を切ってもらっているときに、こんな言葉をもらいました。

起業の原則って、無いものをつくること

要するに、うつ(空)からうつつ(現)を生み出すことだと思うんですよね

既にあるもの(=うつつ)で起業した時は、その見せ方がどんなに上手であったとしても、やっぱりそれはコピー品でしかなく、コピー品が成功するイメージは描きにくい。

だからこそ、うつ(空)を探し、うつつ(現)つくるのが起業の原則だということ。

この話の納得感が高く、ついついつぶやいてしまいました。

こんな話になったのは、僕が今考えているビジネスアイデアの話をしたから。

とても身に沁みるアドバイスをもらえたので、これを胸に頑張っていこうと思っている次第です。

それにしても「うつからうつつ」は、日本的な情緒感性を感じるフレーズでクセになりそう。会社名にしてもなんか面白そうです。

うつを探して「うつす」ことが大事

ちなみに、ここからもう少し思考を掘り下げてみました。

うつ(空)が見つからなければ前進することはないので、「うつを探す視点」がなければそもそも起業なんてできないんだと思います。

でも、それと同じくらい、うつ(空)からうつつ(現)にする力も大事だと考えました。

この力というのが多分「うつす」なんだと思ったんです。

うつす = 写す、映す、移す

漢字にしてみると分かりますが、どれも重要な動きだと思えてきます。

写すは、うつ(空)に想像を膨らませ、何かを見立てること。

映すは、その想像をより具体的なものとして映し出すこと。

移すは、映し出したプランを具体的な行動にすること。

参照:見立てる力と仕立てる力の重要性。

この「うつす」のプロセスを経ることで、うつはうつつになるのかと。

逆にこのプロセスがなければ、いくらうつ(空)を探すことができても起業には結びつくことはなですし、力が弱ければ物足りなくなってしまうと僕は考えます。

考えるキッカケを与えてくれた美容師さんには今度しっかり御礼をいいたいと思います。

さいごに

いくつか考えている事業の中で、今具体的に進めているのが「スペース事業」です。

僕が住んでいるエリアにはまだ無い(うつ)ので勝算アリだと踏んでますが、やってみないことにはわかりません。

事業プランも大方できたので、いよいよこれから「うつす」をしていきたいと思っている今日この頃です。

それでは今日はこの辺で。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとって、何かしらの参考になったら幸いです。

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