田中 新吾

「好き」を手に入れるために、時間をかける。続けることをする。

タナカ シンゴ

最近、あらためて井上新八さんの「続ける思考」に目を通しているのですが、やっぱりいいですね。この本。

度々読み返したくなります。

で、今回読んでいて刺さったのが、生きやすさって「便利さ」よりも「好き」の先にあると思う、という話。

以下で少し引用します。

AIの進化でこれからもっとなんでもすぐに答えが出てしまう時代になると思う。
「時間をかける」ということがもっと難しいものになっていくかもしれない。

そうするとますます「好き」から遠のいていく気がする。
「好き」なことをするためにつくった時間で、人はまた「好き」でもないことをひたすらして時間を消費していく。

果たしてそれは生きやすい世界なんだろうか。

生きやすさって「便利さ」よりも「好き」の先にあるとわたしは思う。
「好き」を失うと人生はすごく生きづらいものになる。

刺さった背景には、7月の頭に義母と妻と3人で行ってきたシンガポール旅行が関係していそうです。

7月3日〜6日まで私はシンガポールにいました。

義母と妻の推しのワールドツアーで、シンガポールで最終公演があるから行く、と言うのでついて行った形になります。

こういう機会でもないとシンガポールってなかなか行く場所じゃないのでは?と思ったのでお金はかかりましたが決断してよかったなと。

しかし、「推しの力」ってすごいですね…

言い換えると「好きの力」だと思うのですが、「好きが人を突き動かす」の具体的な例を肌で感じることができました。

二人がこれまでに国内でも結構遠征はしていたのを知っているのですが、まさか海外にまで行くことになるとは。

生きやすさは便利さよりも好きの先にある。

井上さんはこうおっしゃっていますが、二人がとてもイキイキしているのをみると、まさにそうなのだなと思います。

便利さを追求するよりも、好きを追求した方が何倍もきっと生きやすい。

この先は間違いなく、AIの影響で「時間をかける」ことが難しくなっていく時代になっていくと私も思います。

でも、だからこそ「好き」を手に入れるために、時間をかけること、続けることをやっていきたい。

ちなみに、今、私が「好き」になりたいのは「obsidian」という知的生産管理を行うためのツールです。

タスクシュートと同じくらい、心から「好き」と言えるように、引き続き時間をかけていきます。

UnsplashZhu Hongzhiが撮影した写真

【著者プロフィール】

著者:田中 新吾

◼︎ハグルマニ(プロジェクト支援事業)
大企業様、中小企業様、ベンチャー企業様、NPO法人様のプロジェクトを動かす「歯車」となっています。
◼︎栢の木まつり実行委員会(地域づくり事業)
◼︎タスクシュート認定トレーナー(タスクシューターを支援する事業)
◼︎命名創研(名前座考によるブランディング事業)

●lit.link 田中新吾

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