自分の課題や悩みには大きな力が眠っている、という話。

少し前に以下のようなブログを投稿しました。
このブログは、普段私がどのようなモットーを持ち、どのような活動をしているかについて現時点での考えをまとめたものです。
書いた通りに、私は何かしらの「課題や悩み」を起点に活動しているわけですが、その在処は、大きくいうと2つに分類されます。
一つは自分の外にある課題や悩み。
もう一つは自分に帰属する課題や悩みです。
一つ目の方は、例えば、クライアントのプロジェクト推進についての課題や悩みがそれに該当します。
二つ目の方は、例えば、なかなか痩せずにいたという課題や悩みがそれに該当します。
で、どちらの課題や悩みについてもそれを解決すると新たな地平が広がったり、自分のできることが増えたりするため、課題や悩みには「力が眠っている」と言っていいと思っています。
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そして、ここ数年の間で、特に感じているのは個人的な悩みや課題には大きな力が眠っているという点です。
これは持論でもあるのですが、世の中を探すと、自分に似たような人って実は結構いると思っています。
だって、今という同じ時代を生きているわけですから、少なからず同じような悩みや価値観を抱えている人がいると考えるのがむしろ自然なのかなと。
例えば、数年前の自分には「なかなか体重が落ちない」という課題・悩みがあったのですが、同じような課題・悩みを抱いている人と実際に結構遭遇してきました。
他にも、数年前の自分には「目の前のことに集中することができない」という課題・悩みがあったのですが、これも同じような課題・悩みを抱いている人と実際に結構遭遇してきました。
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自分の課題や悩みには大きな力が眠っていると思う主な理由は以下の4点です。
1.自分の課題や悩みを克服できると同じような課題や悩みを抱いている人の気持ちがわかるようになる
これは2019年に書いた以下のブログに関連するものでもあります。
2.どのようにして克服したのか、他者に教えることができるようになる(当然、ブログや話のネタにもなる)
例えば、今でもよく読まれているアルトラの記事は足の悩みを解決したという点を評価してくださっているのだろうなと思います。
最近投稿した「歯科矯正」についても同類の記事という位置付けです。
3.解決する前の自分と解決した後の自分でABテストをすることができ、自分をメタ認知することができる
4.解決する前には想像することもできなかった、未来に行くことができる
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私がモットーとしている「あらゆる課題や悩みを楽しみながら、試行錯誤し、工夫やアイデアを重ねて解決にあたる」は、「自分の課題や悩みには大きな力が眠っている」という信念もかなりの部分で影響していると思います。
これまでのような考え方をするようになったのは、今までの経験に依るものなのですが、先日読み終えた以下の本の中に、まさに同じようなことが書かれていて衝撃を受けました。
苦手なことや、やりたくないことを続けた先にはとてつもない力が眠っている。
まず克服すると、「苦手」と思っている人の気持ちがわかる分、アドバンテージがある。
どうやって克服したのか、人に教えることができる。
思うに、自分が課題や悩みと感じていることも、どのように捉えるかでQOLは大きく変わる。
引き続き自分が課題や悩みと感じていることも楽しみながら解決していけたらと思う次第です。
UnsplashのRoman Melnychukが撮影した写真
【著者プロフィール】
著者:田中 新吾
自分が抱えている悩みは誰かの悩みでもあると考える だからこの悩みを解決していく過程を実況中継していけばその誰かの役に立てる
大変有り難く、共感するお言葉を頂きました…!
ハグルマニ代表。お客様のプロジェクトの推進や伴走が主な仕事 / 好きな営みは「名前をつける、続ける、記録する、広げる、まとめる、深める、耕す、実体験する、対話する、一緒にやる」/ 栢の木まつり実行委員会
●lit.link 田中新吾
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