収支が合うこと、お客さんに感謝されること、よりも大事にしたいこと。
先日、こんなツイートをしてみました。
新規事業を考えるときは、まず「現場が夢中になれて、熱くなれること」次に「お客さんから感謝されること」この順番を大事にする。「収支が合うこと」はこの次にくるくらいのイメージ。一人の小さな熱狂が現場からジワジワと広がっていくような感じで設計したい。
— 田中 新吾 (@Shingo_tna) May 18, 2019
最近、新しくやってみたい事業が出てきたので鋭意検討を進めているところです。
収支が合うこと、お客さんに感謝されること、よりも大事にしたいこと
事業を考えるとき、何を「最も」重視するかは考える人によって違うと思います。
収支が合うことを最も重視する人もいるでしょうし、
その事業がお客さんに感謝されることを最も重視する人もいるでしょう。
この他にも多分あると思います。
で、僕の場合はそれが「現場が夢中になれて、熱くなれること」なんです。
こんなことを言うと、事業家・起業家の皆さんに「そんなのは甘い!」と言われてしまいそうですが、いくら考えても最後に行き着くのはいつもここ。
参照:最初のドミノを倒す。
だから、思いついたり考えたりした事業があったときに「その事業は現場が夢中になれて、熱くなれるか?」というのを徹底的に問うようにしています。
クライアントの事業を考える際も大事にしている考え方です。
現場というのは、最初は「自分」であることも多いので、自分が高い熱量をもてる事業なのか、その熱量が続くのかということを考え抜くことでもあります。
だから僕の中では、「お客さんから感謝されるかどうか」を考えるのはその次だし、「収支が合うかどうか」はそのさらに先という位置付けです。
正しい儲け方は、やりたい事業を儲かるまで続ける
去年、境目研究家の安田さんがされていたツイートを今でも大事にしています。
儲かりそう、という理由で始めた事業は儲からない。何故なら、そこにはやり続ける理由がないから。儲かりそうな事業には「儲かりそうだからやってみるか」という人間がどんどん集まって来て、儲からなくなる。儲かりそうな事業をやるのではなく、やりたい事業を儲かるまで続ける。それが正しい儲け方。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) April 19, 2018
儲かりそうな事業をやるのではなく、やりたい事業を儲かるまで続ける。
それが正しい儲け方。
これがめちゃくちゃ腑に落ちたのを今でもよく覚えているんですが、「現場が夢中になれて、熱くなれること」を最も重視することは、安田さんがおっしゃる「正しい儲け方」を実現するためにも、きっと必要なことなんじゃないかと思うんです。
さいごに
今、考えている事業は決して大きなものではないんですが、
小さな一人の熱狂が現場からジワジワと広がっていくような感じで設計したいなと思っています。
今日の視点が何かの参考になったら幸いです。
ちょっと短いですが、それでは今日はこの辺で!