熟成させることを恐れたくない。
どうも、田中新吾(@Shingo_tna)です。
巷ではタナシンとも呼ばれています。
近頃の嗜みと言えば、ワインの古今東西を探求することと、赤ワインを飲むこと。
噂では聞いていましたが、知れば知るほど奥深い世界を感じます。
「最近、毎晩赤ワインを飲むようになったんですよね」と義母に話をしたら、大事にストックしていた赤ワインを「ハイ!」と二本もくれた。これはとても強いつながり。ハマるために必要なつながりが、着々とできていっている感じある。さて、ワインを飲みます。
— 田中新吾 (@Shingo_tna) April 4, 2019
ワインを通じて、義母とも新たなつながりができそうです。
天使の分け前(Angels’ Share)
毎日のように情報を集めているので、結構な確率で「これは!」というものに出会います。
最近の話をしますと、「天使の分け前」という言葉にとても感心しました。
ワインと言えば、栓に使われているコルクも一緒に想像するかと思います。最近ではコルクが無いものも増えましたが、やはり要素としては欠かせないと思います。
このコルクが何のためにあるかご存知でしょうか? コルクはわずかながら空気を通すので、ワインが毎日少しづつ水分やアルコール分を蒸発させ、熟成していくのを助けているということ。コルクでなければいけない理由はここにあります。
そして、この美味しいワインになる為に必要なその蒸発分を「天使の分け前」と呼ぶんだそうです。またの名を「天使の取り分」。英語にすると「Angels’ share」。
誰が付けたのか知りませんが、ネーミングが素敵すぎてホントに感心してしまいました。
ようは、蒸発によって量が減っているわけですが、これを昇天していると捉えて「天使が飲んでいる」としたってことですよね。すさまじいセンス。
ワインの栓のコルクは、わずかながら空気を通すので、毎日少しづつ水分やアルコール分を蒸発しながら熟成していく。美味しいワインになる為に必要なその蒸発分を「天使の分け前」と呼ぶと最近、知りました。またの名を天使の取り分。英語にするとAngels' share ネーミングが素敵すぎた… #winelog
— 田中新吾 (@Shingo_tna) April 3, 2019
ちなみにこの現象は、ワインだけでなくブランデーやウイスキーなど熟成して美味しくなるお酒全般にあるものだそうです。
熟成させることを恐れたくない
新元号「令和」が発表された時、それを掲げるイラストを超速で発表したとして「いらすとや」の行いが「さすが」「仕事が早過ぎる」などとネットで賞賛されていました。
【さすが】「令和」を掲げるイラスト、「いらすとや」が早くも提供 pic.twitter.com/6G2sA4LtRI
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 1, 2019
こういう情報を目にすると、あたかも「素早いこと=素晴らしいこと」と思ってしまいがちですが、それが価値のすべてではないと僕は思います。
ワインが美味しくなるためには「熟成」という期間は必要不可欠。しかも、「天使の分け前」といった素敵な呼び名がついているくらい価値があります。
例えば、コミュニケーションに関しても、相手がどういう人間か、場がどういう状況なのかを「熟考」することで、その場に合った適切な調和が生まれます。
イチローの引退会見の様子からはまさに「熟成させる」価値を感じました。
そんなこんなで、ちょうど「熟成させることを恐れたくない」と改めて思ったのでここで書き残しておこうと思いました。
さいごに
僕がワインを楽しんでいる様子は、Twitterの「#winelog」で追うことができるので暇だったら見てみてください。
ワイナリーの四季。ワインについて調べていたら、ワイナリー経営のボードゲーム見つけた。これはそそられる。#winelog pic.twitter.com/7TQGq8e3of
— 田中新吾 (@Shingo_tna) March 28, 2019
それでは今日はこの辺で!
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとって、何かしらの参考になったら幸いです。