タナカシンゴ

「全部タスク」にしたら、今までとはまるで違う人生が訪れた、という話。

この記事で言いたいことを先にまとめてしまう。

・今まで私がやっていたのは「なんちゃってタスク管理」だった。

・真のタスク管理とは、「全部タスクにする」と「スケジュールに入れたタスク以外はやらない」ことによって実現する。

・真のタスク管理で1日を過ごすようになると、無駄な時間が無くなり、生活が豊かになって、今までとはまるで違う人生が訪れた

・ということで、真のタスク管理をするためのツールとして「タスクシュートクラウド」を激推ししておきたい。

といった感じになる。

言いたいことはほとんど述べてしまったため、これ以降はそれぞれの補足として書いていく。

次のフェーズに進むことを先延ばしし、現状満足から抜け出せていないという課題意識

私は、2019年12月から「タスクシュートクラウド」というタスク管理ツールを使い出し、次のことを実行するようになった。

①今日行うタスクを朝「タスクシュートクラウド」に入力し、かかる時間を見積もる

②そして、処理したいと思ったタイミングで「スタート」を押して「シングルタスク」でやっつけていく

③それらを記録する

無限にあるタスクの中から「今はこれに集中する」という「シングルタスクモード」に入るための仕組みが自分にとって大変有難く、使い心地にすっかり心酔した。

このおかげで「マルチタスク組(*1)」も無事に卒業。

私は「タスクシュートクラウド」を使いはじめるにあたって、使い方の参考にしたブログ記事(*2)がある。

その中に、

いきなりすべてのステップを実行するのではなく、1つのステップを確実に実行してから次のステップに移ること

とにかく最初のうちは行動を記録することに慣れること

といった記述があり、初期フェーズはこれを師事しようと考えた。

しかし、使い始めて半年が経ち、慣れてくると「きっと自分はこのタスク管理ツールの真価をまだ分かっていない」という考えが過るようになってきていた。

が、考えと行動を一致させるのはやはり難しい。

次のフェーズに進むことを先延ばしし、現状満足から抜け出せていないという課題意識だけが大きくなっていった。

「時間管理」という花が一気に咲いた

ここでちょっと思い出話をする。

半年以上前に、私が主催する側だったとあるオンラインイベントの中で起きた話だ。

20人ほどの方に参加いただいていたのだが、私たちの仕切りが悪く、タイムスケジュールがズレてしまったことに対して、参加されていた会社経営者のAさんから叱責を受けた。

こっちは時間で動いているんだ

お金も払っているのに、こんなルーズなタイムマネジメントでは困ってしまう」と。

予定通りに事が進まなかったのは確かにこちらの落ち度だ。

ゆえに、それに腹を立てる人がいてもなんらおかしくないことも分かる。

が正直に言えば、

「今それをこの場全体で共有するように言う必要はあるのか」

「後でクレームとして我々に告げればよいのではないか」

という考えの方が頭の中を占め、一瞬私は硬直してしまった。

実際、終始和やかだった場の空気も凍てついていた。

そしてそれ以降、Aさんが参加されることはなかった。

私の中で「時間管理」という花が一気に咲いたのは何を隠そうこの時だった。

こっちは時間で動いているんだ

というAさんの言葉が引き金となって、

「今までの自分の時間管理の考え方は甘かったのではないか」

「時間に対して認識理解が不足していたのではないか」

といった問いが湧いてきたのだ。

全部タスクにする、タスクスケジュールで一日中動く

そして、納得のいく答えを探すためにも、中途半端にしか使えていなかったタスクシュートクラウドを使い込むことを決めた。

早速サービスのHPを改めて読み、ブログ(✳︎3)も読み込み、これまで実行したことがなく、かつポイントとなりそうなことを洗い出した。

それが、

全部タスクにする

タスクスケジュールで一日中動く

というものだ。

この二つを新しく使用上のルールとして定め、約半年間自分を使った実験を行うことにした。

そして、この実験を通じて分かったことこそが、

「時間管理」とはすなわち「タスク管理」のことで、

真のタスク管理とは、

全部タスクにする

スケジュールに入れたタスク以外やらない

によって実現するということである。

まず、これまで「20分以上かかるタスクのみ」をタスクシュートクラウドに入力して管理していたところを、入力する範囲を「1分以上かかるタスク」にまで拡げた。

つまり、

「Twitterを見る」

「5分休憩をする」

「デスク周辺の片付けをする」

「ストレッチポールに乗る」

などの小さな行動も全部タスクにした。

さらに、

「Disney+を観る」

「読書をする」

「散歩をする」

「食事をする」

「筋トレする」

「洗濯物を干す」

といった「セルフケア」や「家事」系の行動も全部タスクにした。

そして、これらを「前日の夜」にすべてスケジュールに落とす。

翌日は、立てたタスクスケジュールに沿って実行していくだけ。

タスクシュートクラウド上でスタートボタンを押してシングルタスクで処理し、終わったら終了ボタンを押して記録する、というのは今まで通りだ。

これを約半年間、試行錯誤しながらも実行してきた。

「全部タスク」にしたら、今までとはまるで違う人生が訪れた

全部タスクにしたらどうなったか?

スケジュールに入れたタスク以外の行動をやらなくなった

「本当かよ?」と思うかもしれないが、これには私自身正直かなり驚いている。

以前「20分以上かかるタスクのみ」を入力して管理していた時は、それ以外の時間に、なんとなくSNSを眺めたり、なんとなくニュースサイトを読んだりと、後々考えれば無駄だったと思うような行動を結構とってしまっていた。

がしかし、こういう時間の使い方がなくなったのだ。

つまり、TwitterもFacebookも見るのは「SNSをチェックする」というタスクが起動している時であって、それ以外の時間は一切見ない。

メーラーを開くのは「メッセージを返信する」というタスクが起動している時だけ。

といったような具合だ。

そしてさらに、しっかり「休憩」が取れるようにもなった。

分かったことは、仕事というのは際限なく発生するもので「休憩」や「休む」ことも「タスク」にしないといつまでたっても休めない

これは個人的には遥かに大きな発見だった。

今はタスクとしてしっかり休むことで、次のタスクに気持ちよく取り組めているという確かな手応えがある。

また「出来事が増えると心的な時間が長くなる(*4)」というのもよく分かってきた。

タスクが1分単位で細分化されるため、必然的に出来事は増え、その結果として心的な時間が長くなるのだろう。

ここに言語化できていること以上に、身体的には大きな変化を感じており、本当に「今までとはまるで違う人生が訪れた」という感覚に包まれている。

「真のタスク管理」を実行するということは、生産性の高いとても豊かな生活を送ること

社会派ブロガーちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」という本の中に、

豊かな生活とは、希少な資源を最大限に活用し、自分が欲しいものをできるかぎりたくさん手に入れるという生産性の高い生活のことです

という記述が出てくる。

はじめて読んだ時は「ふ〜ん」くらいで読み飛ばしていた箇所だったのだが、最近改めて読んだら見逃すわけにはいかなかった。

今はまさにそう思う。共感しかない。

時間や集中力などの「希少資源」を最大限に活用し、

楽しさや幸せなどの「自分が欲しいと思うもの」をできる限りたくさん手に入れる。

こういう生産性の高い生活はとても「豊か」なのだ。

そして、「真のタスク管理」を実行するということは、生産性の高いとても豊かな生活を送ることそのものだ。

これが実現できていないタスク管理は結局「なんちゃって」でしかない。

前述した「こっちは時間で動いているんだ」と言い放ったAさんが、どのような時間管理、タスク管理をされているのか本当のことは当然知る由もない。

だが、真のタスク管理に気付き、時間を最大限に活用し動くようになった今の私には、あの全体の場で言うほどに時間を大切にするAさんの気持ちが少しだけ分かったような気がしている。

経営学者のピーター・F・ドラッガーも述べているとおり「時間こそ真に普遍的な制約条件」なのだ。

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そして、人は本当の意味で「自分の時間を大切にする」からこそ、「他人の時間を大切にしたい」と思えてくるのだろう。

他のタスク管理ツールを使い込んだことがないため、バイアスがあることを前提に聞いては欲しいが、タスク管理をしたいというなら間違いなく私は「タスクシュートクラウド」を使うことをオススメする。

*1.「多忙」も「忙しいアピール」も別にいいけど、「マルチタスク」は今すぐやめた方がいい。

*2.タスクシュートクラウドの使い方まとめ。初心者脱却までの10のステップ

*3.第2話 タスクシュート時間術がよく分かる5つの特徴第3話 3つのタスクシュート時間術 公式ツールの違いとその選び方

*4.土日の体感時間を“1週間”に延ばせる!? 目からウロコの「時間の長さコントロール法」

Photo by Austin Distel on Unsplash

【著者プロフィール】

タナカ シンゴ

今推しの漫画は、ジャンププラスで連載中の「ダンダダン」です。「ターボババア」という現代妖怪に心とアソコを奪われそうです。

理工学部卒業後、東京のマーケティングファームに7年勤務。営業、リサーチ、コンサル、商品開発、集客、マネジメントの現場経験を積みジョブチェンジ。

現在は一人会社との複業で、中小オーナー企業や地方自治体をクライアントに商品開発と集客のプロジェクト運営などを行っています。

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◯noteマガジンで「事業の役に立つネームコレクション」を運営中

○Podcastで白湯専門番組「白湯FM」を配信中

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