何かを習慣化したいならまず「同盟を結ぶ」といいかも。
先日こんなツイートをしました。
ふたりでネットラジオを続けていて思うのは、ひとりよりもふたりの方が圧倒的に「習慣」にしやすいということ。
書くことは「ひとり」のイメージが強いけれど、ひとりが難しいと思うなら誰かと一緒にやればいいと思う。
むしろ、これからは「ふたり」以上で書くことが主流になるかもしれない。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) July 31, 2018
そうしたらいくつかいい反応がありまして。
そういえば、運動もカップルや夫婦でやる方が「習慣」になってる。
なるほど、ふたりか。
見てるのに気づいてなかった。
言語化に感謝。 https://t.co/XLHa0jbAjA— やまさん@リハビリの人(OT) (@yamasan_kenkou) July 31, 2018
これめちゃ分かります。さちこさんと木津くんに支えられてラジオとnote書いてます笑
— 小林 達仁 |Tatsuhito Kobayashi (@yabaco_) July 31, 2018
このように共感していただけて、みんな「ひとり」に限界を感じているんだと思ったんです。
人間、何かを続けるのはとても難しいこと
習慣にするためには、そのことを「続ける」必要があります。しかし、言うまでもありませんが、人間が何かを続けるのはとても難しいことなんですよね。
これに関して、こないだwaseiの鳥井さんがむちゃくちゃ面白い記事を書いていました。
とてもそそるタイトルでしてついつい読んでしまったのですが、納得感が高かったです。
人間の意思というのはとても弱いです。最近このことを強く思いました。そのうえ一日に9,000回もの意思決定を人間はしているわけで、淡々と毎日続けられるものなんて本当に少ないんです。だからこその「愛」と「呪い」だけなんだろうと。
最初の「やろう」が一番エネルギーを使う
なんでも立ち上がりが一番エネルギーを使います。つまり「やろう」の部分です。そして、習慣化するためにはこの「やろう」の壁をなんどもなんども、乗り越えなければいけません。
ちなみに「やろう」を超えた後の「やる」については自然と流れていくものなのでそんなにエネルギーを使いません。だから「やろう」よりも「やる」は重要度が低くしていいと思っています。
「やろう」が一番エネルギーを使う、でも人間の意思は弱い。そして、意思決定は1日のうちに9,000回もある。やっぱり(愛と呪いを除く)習慣化というのはとても難しいんものなんです。
もしも近くに「私はやり始めたものが続かないからダメだな」と思っている人がいたら、こうやって声をかけてあげたいです。
「いや、そもそもとても難しいことに取り組んでいるので続かない方が普通ですよ」と。
最初の「やろう」に必要なエネルギーを小さくするために「誰かとやる」
でも、壁を越えるのが難しいのは「ひとり」の場合です。
最初に貼り付けたツイートをもう一度貼り付けます。
ふたりでネットラジオを続けていて思うのは、ひとりよりもふたりの方が圧倒的に「習慣」にしやすいということ。
書くことは「ひとり」のイメージが強いけれど、ひとりが難しいと思うなら誰かと一緒にやればいいと思う。
むしろ、これからは「ふたり」以上で書くことが主流になるかもしれない。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) July 31, 2018
ひとりでは難しいけれど、ふたり以上なら案外さくさくっと壁を超えてしまうもので、何度か一緒に超えていたらいつの間にか「やろう」に対してそんなにエネルギーを使わなくて済むようになっているのかと。
そして、その後こんなツイートもしました。
ふたり以上で何かをやることのメリットは「やろう」というハードルに対して「一緒に立ち向かえる」こと。何度も一緒に飛び越えていれば、そのうちひとりでも飛び越えられるようになる。飛び越えてしまえば「やる」は自動で流れていくのでそんなに重要ではない。大切なのは「やろう」を超える仕組み。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) August 1, 2018
「やろう」を越えるのが難しくできているのならば、やっぱり「仕組み」で何とかするしかありません。で、その手取り早くお手軽なものが「誰かとやる」ことなのかなと。
こうして、何かを習慣化したいのなら、やり始める前にまずは「同盟」を結ぶことを考えることが重要なのかもしれない、ということに気づきました。このことが習慣化に悩んでいるひとの何かの参考になれば嬉しいです。
さいごに
そういえば、ブログを書いていたら以前こんなツイートをしていたのを思い出しました。
人は続けるのが難しいようにできているので人よりも何かを継続できているなら少しは「自信」を持っていいと思う。
続いていれば「少しはできるじゃん」と自分をちょっと信じれる。自信は「少しはできるじゃん」の積み重ねで出来上がるもの。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) June 6, 2018
続けることと、自信、ひいては自己肯定感というのはかなり密接に絡み合っているのかと。
そして、こんな感じで「習慣」や「続けること」、そして「自信」についての理解が進んだ結果、「なんでも続けることができている人は尊い存在である」と思う気持ちが一段と強くなりました。
このことが個人的にはかなりよかった。