田中 新吾

意識の変化に学びは欠かせない。

タナカ シンゴ

タイトルを見て「何を今更言っている」と思った人がいるかもしれません。

そうです。当然のことを当然のように書きました。

それでも忘れそうになるからこうして時々書いたり口にするようにしているんです。

今日は「ほたるの川のまもりびと」という映画を鑑賞して思ったことを少し書きます。

学ぶ人が多い社会は衰退しない

この先は「歯磨きと同じぐらいのレベルで、毎日ちょっとずつ勉強していく時代」とGoogleのラリー・ペイジは言っているけれど、まさにその通りだと思う。

なぜなら、せっかく覚えたことが技術革新ですぐに使えなくなってしまう時代だからです。

それに、学びが浅かったり、知ろうと思えば知れることをしなかったり、そういう積み重ねが、近視眼的になり大局的なものごとの見方を妨げる大きな要因になっている、と思う。

社会の構成員は人。

人が学び続けることで社会が良い方向に向かっていくことは今も昔も変わりません。

学ばなければ当然逆も然り。

学びへの飽くなき好奇心を持つ人が多い社会は衰退しない。そう思うんです。

だから、学ぶことは重要。

学ぶことは放棄してはいけない。

映画鑑賞は学びが多い

7月7日から渋谷にあるユーロスペースで「ほたるの川のまもりびと」というドキュメンタリー映画が公開されています。

とても美しい里山(長崎県石木町)に暮らす13世帯の日常のお話がリアルで迫るものが多いです。

ダム建設に抗い故郷を守り続ける人たちの日常は今もなお続いています。縁もゆかりもない地域かもしれませんが、こういう事実が同じ国日本の中で、同時に起きていることを知るのはとても大切だと思うんです。

今日はちなみに一般社団法人エシカル協会代表の末吉里花さんと、山田監督のトーク付きでした。

映画鑑賞というのは本当に「学び」が多い。是非劇場で観て欲しいので内容について語るのはこれ以上は控えますね。

興味があれば、7月24日までゲストを招いたトークショーも付いているので是非観てみてください。

■「ほたるの川のまもりびと」Facebookページ
https://www.facebook.com/savekobaru/

■ユーロスペース紹介ページ
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000275

さいごに

意識が変れば行動が変わり、行動が変れば生活が変わる、生活が変れば地域が変わる。

地域などの社会つくるというのは結局こうしたものの総体だと思っています。

意識が変わらなければ何も起きない。そして、意識の変化に学びは欠かせない。

それを再確認させてくれた映画でした。

ちなみに、石木ダム問題では「#いしきをかえよう」というキャンペーンが行われています。こちらも参考資料としてみてみてください。

学び続けることは、今残る叡智を作ってくれた先人への精一杯の敬意であって、未来に遺産を残すこと。

それではまた。

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