田中 新吾

キャンプで陶板が至極だった。

タナカ シンゴ

9月になりキャンプがし易い時期になってきたということで、早速この前の週末に西湖でキャンプをしてきた(山梨県)。

河口湖や山中湖のように観光化されていないため西湖の場合、事前予約なし・先着順でキャンプができる場所が多いのがなんとも嬉しい。

人気のあるキャンプ場だと2ヶ月〜3ヶ月前の予約が必要なのだが、予約をするのが苦手な身からすると「行きたい!」と思った時にいけるキャンプ場をとても重宝している。

そういうキャンプ場を好んで探して使うことが多いので、もう少し貯まってきたらリストにして公開してもいいかもしれない。

キャンプの度に何かしらの新しさを足すようにしているため、回を重ねるごとに体験のグレードが上がっている。

新しさを皆んなで持ち寄るのが暗黙のルールで、毎度そのプレゼンが楽しみの一つである。

この新しさというのは道具だったり、料理だったり、レジャーだったりと多様だ。

そして、例に漏れず今回も新しさを足した。今回僕が足したのは、陶板(とうばん)だ。陶板と聞いてすぐにピンとくる人はおそらく結構な食通だと思う。

陶板は、加熱してその上に食材をのせて食べる板状陶器なのだが、それを見ることができるのは高級料亭など場としては限られているからだ。

まず一般的ではない。

そんな陶板を僕は自作して、キャンプに持ち込んだ。結果は至極だった。

そして、あまりに良かったので、この陶板の焼き味の感動を会う人会う人に伝えている。

聞いている相手からすれば随分迷惑かもしれないがとにかく最高に美味しいのだ。遠赤外線で焼き上がりは大変上質。

網焼き、鉄板焼きとはものが違う。当然この感動を少しでも知らせたくてツイートもしてしまった。

焼いている様子は見せないのには理由がちゃんとある。

写真を撮るのが下手でいい写真が取れなかったのと、やっぱり写真ではこの感動は伝わらないと思ったからだ。大自然の中、自分で焼いたものを食べるからこそはじめて伝わる感動だと思う。

実はこの陶板、作陶をしたのは二年も前になる。それがようやく焼き上がったということで最近になって取りにいったのだ。

二年待ったかいがあったと心底思った。(諸事情により二年かかっただけで実際はもっと制作期間は短いです)

二年前のことだが、陶板の制作過程も学びが多く、面白かったので今度記事にしようと思う。

さいごに

ツイッターの最後に書いたことは結構リアルに考えていて、大自然×野営×陶器といった文化の定着を、自分の周辺からだんだんと取り組んでみたい気持ちがある。

ちなみに、僕は陶板の他に、陶器焙煎にも魅せられてしまっており、現在先生と制作〜売り方の話などを少しづつ進めている。この間モニターをしたが、大自然と野営と掛け合わせたらと想像したら興奮してしょうがなかった。

今後は陶板とあわせて、陶器焙煎のことについてもこのブログで話ができたらと思っている。

それでは今日はこの辺で。

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