田中 新吾

はじめての道はやっぱりコケる。

タナカ シンゴ

こないだの土曜日にトレイルランの大会に出たので今日はそれに関連した話を少し。

参考記事:仕事でも走るのでも、シンプルなことが一番大事。

はじめて尽くしの32kmを無事完走

今回挑戦したのは科野の国ラウンドトレイル32kmというやつです。

トレラン初心者の僕にとってはかなり苦しい戦いを強いられましたが、7時間42分でなんとか制限時間以内にゴールできました。9時半スタートで、ついたのが17時回ってたので日中ずっと走っていた感じです。

登って降りてのアップダウンを繰り返す累計標高2100mのコース。

ロープを使って登る箇所、急激な坂下り、路面は基本的に落葉していてフカフカと思いきや、滑りやすくとても走りづらい。足を何度も攣りそうにもなりました。

「トレランの魅力がギュッと詰まった大会だよ」と知人から聞いてはいましたが、僕にとっては何かもがはじめてで、辛さとの戦いしかなく魅力を感じ取れたかどうかはわかりません。走ることでいっぱいいっぱいでした。

まあ、何はともあれ完走できたことはよかったです。前回は20kmで今回は32km。「完走できた」という、いい結果が続くと気持ちがノッてきます。また次も挑戦する気になる。

ちなみに順位は285/303位でした。

前回の戸隠は最下位だったのでこれは個人的に大きな大きな飛躍です。

はじめての道はやっぱりコケる

32kmを走る中で、合計5回コケました。

ぬかるんでいた地面に足を取られ、湿った落ち葉で転び、砂っぽい下りで滑り、コケてコケて最後はボロボロでした。

3回くらいコケた時にふと思ったのが「はじめての道はやっぱりコケるんだなあ」ということです。

知っている道であれば対策を練ることができるのでコケずに済みますが、はじめての道は何があるか分からないので事前に対策をすることがとても難しい。十分に対策ができないのでコケて当然のこと。

だから、はじめての道を行く時に、コケることを考えることはあんまり意味がないとおもうんです。だってどこかしらでコケるのだから。

これはきっとトレラン以外の物事にも言える当たり前だけど大事なことだと思います。

身をもって体感したというか、刺激を受けたというか、5回もコケてよかったなと。

むしろコケてないと思ったらやばいと思った方がいい。それは、はじめての道を走っていない。つまり挑戦をしていないということだから。

さいごに

今日は福井県福井市殿下地区というところに来ています。

殿下と書いて「でんが」と読みます。霊峰「越知山」がそびえ、車を5分ほど走らせると「日本海」を眺めることもできる山と海に囲まれた自然豊かな地域です。

僕の知人がここの出身で、最近Uターンをしました。

山と海に囲まれたこの地を活かして地元を活性化させようとしており、今後の事業展開で手をつなぐこともあろうかということで、一度殿下地区まできて欲しいと呼ばれた次第です。

今日のところは今後に向けた具体的な話にはなりませんでしたが、色々と生の情報を聞けたのでよかったです。

美味しい猪鍋を喰らい、いい感じに飲んで気分が良いので今日はもう寝ようと思います。

それでは今日はこの辺で。

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