田中 新吾

お気に入りの道具が楽しい気分にしてくれる。

タナカ シンゴ

最近、部屋に「掛け時計」が欲しくてネットサーフィンをしています。

今までの暮らしの中で、掛け時計を持ったことは一度もなかったのですがここに来てなんか欲しくなりました。

この理由はきっと「時間を楽しみたい」からなのかと。

お気に入りの道具が楽しい気分にしてくれる

年末にこんなツイートをしました。

楽しい気分で仕事をしたい。楽しい気分でお出掛けしたい。楽しい気分で片付けをしたい時、あれこれと方法を考えることも大事だけど、手っ取り早いのは自分のお気に入りの「道具」を持つことだと思うんです。

これも今年の個人戦略のうちの一つ。

参考記事:15分の読書をN回繰り返して分かったことは、戦略が努力量を増やすということ。

財布を使うのが楽しくなった

昨年の秋口に財布を変えました。

正確には「これが欲しい」といって妻にプレゼントとして買ってもらいました。

買ってもらった財布がこれ。

MOTERHOUSEの、マネークリップと小銭入れ。

マネークリップが欲しくてずっと探していたんですが、時間がかかりましたがようやく「お気に入り」を見つけました。

ブランドの考え方がいいだけでなくプロダクトもシンプルでいい。使えば使うほど暮らしに馴染むレザーも味が出てとても面白いです。

そして、財布をポケットから出すのが楽しくなりました

この前に持っていた財布は、TUMIのものだったんのですが変についてしまった傷が目に付くなどで、人前に出すのは何だか嫌だったんです。

その時と比べると明らかに気持ちが違う。

今は何だかちょっと羽振りもよくなっている気もするのですが、まあそれは良しとしましょう。お気に入りの道具を持つと気分はガラリと変わるなあと思った時でした。

こういう視点があると道具選びもまた一味違ったものになるので、大切にしながらこれからも道具選びにこだわっていきたいと思います。

さいごに

そういえばこないだ、面白い記事を読みました。

参考記事:スラムから教える100万円貯める本物の貯金術

実体験に基づいた形で、どうすれば貯金ができるのか?ということが書かれた記事なんですが、シンプルに言えばポイントは「生活投資を楽しむ」こと、ということです。

「貯金」とは生活の余剰です。すなわち、余剰ある生活をまずは構築するべきであり、この順序を間違えてはいけません。そして、その構築そのものを「娯楽」にしてしまうことにより、最高効率を引き出すことができます。食洗器を選び、洗濯機を選び、炊飯器を選ぶ。コスパだけではなく、日々の「楽しさ」も意識しながら…これは実際とても楽しい趣味です。その上、「買い物」のスキルも獲得できます。

(中略)

ストレスを減らし、快適さを構築し、没頭できる娯楽を見つけ出す。その先に「貯蓄」はあるのです。語弊を恐れずに言うならば、快適で贅沢な生活を構築せず貯蓄をしようなどというのは、無謀なのです。貯金をしたいなら生活投資をせよ、金を遣え、遊べ。自信をもって言い切れます。

昔、乏しい懐からちょっとだけ良い炊飯器を買ったときのことをいまだに鮮明に思い出すことがあります。「マズイメシ」というのはこれほどストレスだったのかと、何故自分がお金もないのに外食をしてしまうのかに気づいたあの衝撃はとても大きかった。人生を変えたと言っていいでしょう。ひとつ、また一つと生活を積み上げていく。一文無しから始めた人生が積みあがっていく楽しさ、部屋が少しずつ豊かになっていく楽しさ、それが僕の貯蓄を支えました。

今回の記事で言いたかった「お気に入りの道具が楽しい気分にしてくれる」というのもまさに生活投資のことだと思い、この記事の内容とリンクがしました。

話を最初に戻すと「お気に入りの掛け時計」が欲しいのもまさに生活投資。

時間を楽しむという意識が今何だかとても重要な気がしているので、じゃあ道具を買おうという思考になっている感じです。

この記事が「私を楽しい気分にさせてくれる道具って何だっけ?」を考える参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

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