田中 新吾

花が咲かないときは、根を伸ばせ。

タナカ シンゴ

ついに、新元号が発表されました。新しい元号は「令和」ですね。

令和の時代をどのように迎えるか、残り一ヶ月、国民がそれぞれに思い思い過ごされることかと思います。

今日はこの辺の話を少し。

改元は、時代の「空気」を革める

平成に改元された際は、僕はまだ生まれたばかりということもあったので、その当時の記憶はまったくありません。

ですから、感覚的には生まれて初めての改元体験になりました。

でも、「改元なんて正直どうでもいい」というのが新元号が発表される前までの本音で、前日の3月31日にはFacebookの方にこんなことを投稿してました。

思っていたことをそのまま口にしたわけですが、客観的に見るとただのかっこつけに見えます。

こんな気持ちを抱えたまま、2019年4月1日、新元号の発表をこの目にすることになったのですが、「令和」という言葉を聞いた瞬間に、突然意識がリセットされるような感覚を持ちました。

理性ではなく感情で、「これから新しい時代を迎えるんだ!」という感じに、です。

なんか空気が変わった感じがしました。これは大げさではなくです。

そして、昔からこうやって改元することで、時代の空気を革めてきたんだろうな、とも思いました。

なので、今は改元前に思っていたことを取り下げたい気持ちでいっぱいです…..苦笑

花が咲かないときは、根を伸ばせ

「令和には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められております」

「厳しい寒さの末に綺麗に咲き誇る梅のように、日本人ひとりひとりが美しい花を咲かせられるような時代に」

と会見で安倍総理は言っていましたが、この説明を聞いて「令和」という元号を好きになりました。万葉集からの引用、音の響もとてもいいです。

その一方、考えていたことがありました。

それがこのツイートです。

花ばかりが褒められるのではなく、いい根が褒められる時代になったらいいと心底思ったんです。と同時に、美しく咲き誇る花の方ばかりに気を取られがちな自分を戒めるためのものでもありました。

僕は、サッカー元日本代表の中村俊輔選手の信念が好きで、大事にしているんですが、それを思い出させる改元でもありました。

” 大切にしている言葉がある。「花が咲かないときは、根を伸ばせ」耐えて、もがいて、粘って根を伸ばしていれば、たとえ小さくともきれいな花が咲くのだ、と ”

by サッカー元日本代表 中村俊輔

学びがホントに多かったので、よかったらインタビュー記事読んでみてください。

これは小さな仮説ですが、令和という時代は、「粘れる人」や「もがける人」や「真面目に生きる人」が活躍するんじゃないかな、と個人的には思うんです。

参照:「真面目」に生きることが評価される時代。

さいごに

実は、このタイトルでブログを書くのは二度目です。去年まったく同じタイトルで書いていました。

参照:花が咲かない時は、根を伸ばせ。

僕は自分が大事だと思うことは、二度でも三度でも言うマンなんです。

でも、このタイミングで改めて書いておくことができてホントによかったと思っています。

それでは今日はこの辺で。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとって、何かしらの参考になったら幸いです。

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