田中 新吾

高知県本山町にある「ミシシッピ」というカフェがアバンギャルドで凄すぎた。

タナカ シンゴ

こないだの三連休は仕事で高知・徳島に行ってました。仕事の合間に以前から気になっていたスポットに行くことが出来たので、今日はそのことについて書きたいと思います。

そのスポットはミシシッピというカフェです。場所は高知県本山町というところにあります。ミシシッピを知ったのはプロブロガーのイケダハヤトさんが随分前になりますが自身のブログで紹介していた記事を読んだ時でした。

山奥のカオスすぎるワンダーランド。本山町のカフェ「ミシシッピ」には、あなたの人生観を変えるパワーがある

このブログを読んだ時「ワンダーランド!?」「あなたの人生観を変える?」「ど田舎にそんなカフェが?」というように、疑問がたくさんと出たことを今でも覚えています。

行ってみた結論からいうと、カオスすぎるワンダーランドというのは本当でした。カオスというか、アバンギャルドでハイセンス。とにかく凄すぎました。

アバンギャルドでハイセンスすぎる古民家

外見からどうぞ。こんな古民家みたことあります?これは異質すぎる。しかも、ここはど田舎であるという事実。

玄関はこんな感じです。ドアを開けたら宇宙に繋がっていそう。

お出迎えしてくれたのは大量のポストカードとナショナルジオグラフィック。奇抜な見た目でいて案外社会派かもしれないなと。

部屋の中はオーナーが海外を渡り歩いて探し出してきた掘り出し物で形作られています。家具も飾りも置き物も、ものは本当に多いように思いましたがすべて調和していました。

スカルTシャツをきたこの方がここのオーナー。見た目はとてもファンキーだけど、とても気さくで話が上手。年に1回東京の中目黒で音楽ライブにも出たりするようです。

料理も美味しかったです。僕が注文したのはチキンジョージプレート。彩りが鮮やかで、店の雰囲気にあっているだけでなく、味も抜群に美味しかったです。特にチキンが抜群。

併設されたアトリエが凄すぎた。

お気づきかもしれませんがこちらの店長さんはとにかくアーティストとしての側面を強く持っています。その強すぎるアーティスト性は、店舗の下の広場に超巨大なアトリエにまで及んでいました。創造的すぎるアトリエです。


ちなみにこのアトリエへの入場料は無料でいつでも自由にみれます。管理者もおらずフリーダム。

ご自身が音楽をやられるからなのかお手製のステージがあり、観客席はアンティークソファで作られています。100人くらいは余裕で呼べるほどのキャパ。こんなライブ会場はみたことがありません。2回目ですがここは高知のど田舎です。

あらゆる壁がアートボード。常に驚くしかありません。ミシシッピにはワンダーランドという言葉がとても似合う。そう思いました。

さいごに

イケダハヤトさんもブログに書かれていましたが、この店に来て土地というのは巨大なキャンバスなんだと思いました。東京にいた時は気づきませんでした。あと、突き抜けた狂気は人の感情を激しく揺さぶるということ。狂気に狂喜する感覚を覚えました。

びっくりしたのはこれだけ突き抜けていると、ひとは近寄りがたいように感じる気がするのですがランチ時、次から次へとお客さんが入ってきて大繁盛していました。以前、クオリティの高い勝手が認められるという記事を書きましたがこれもまさにだなと。

東京を歩いていると時々大きなウォールアートを見かけますが、ミシシッピはそれとは規模もインパクトも全く違います。だからこそ、田舎や山奥はアーティストにとっては最高に自己表現できる場所ではないのかと思いました。冗談抜きで。

ミシシッピは本山町に行った際にはぜひ立ち寄ってもらいたいスポットです。来年7月になるけれど、中目黒でオーナーさんのライブがあるようなので都合がつくなら行ってみたいなと。

それでは今日はこの辺で!

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