田中 新吾

最近、ランニング習慣に起きた変化について。

タナカ シンゴ

ランニングを習慣にしていると、一見同じことを繰り返しているようでも、状況や目的に合わせて変化が必要な時があることを最近あらためて感じています。

今回は、私のランニング習慣に最近起きた変化を「ビフォー」と「アフター」で、備忘も兼ねて書いておきたいと思いました。

良ければご覧ください。

ビフォー:夜ラン派だった頃

まず、私はかつては「夜にランニングをする」のが定番でした。

この夜に行うランニングを明確にルーチンにしたのは2023年5月4日のことです。

それから2024年11月10日までは定番だったので1年以上が経つことになります。

夜にランニングをしていたその理由は以下の通り。

夜は暗くて視界が限定されることで集中しやすい。

ここに尽きます。

要するに「見えなくする化の力」を上手く使い、走ることに集中していたということです。

参照:「見えなくする化」で、今やっていることに深く集中する。

また、過去(2023年5月4日以前)に「朝5時起きでランニング」をしていた時期もあるのですがこれがなかなか続かなかった経験があり、「夜なら続けられるかも?」という試行錯誤の結果というのもありました。

参照:行動を変えるコツは、「意識」を変えようとするのではなく「環境」を変えようとすること。

しかし、最近の10月~11月は、夜ランも途切れがちに…

この理由は主には以下の2つだと思っています。

  • お祭り(栢の木まつり)の準備に時間を使う必要が増え、夜の予定が埋まることが多かった。
  • 加えて、オンラインイベントや飲み会など、人との予定が夜に入ることが増えた。

このようにして、夜のランニング時間がしっかり確保できず、続けにくい状況になっていたのだと思います。

走りたいけど走れない。

頭の中にいつも「しこり」が残っているようなこの2ヶ月間でした。

精神的にはあんまりよくなかったのではないか?と今振り返ります。

アフター:早朝ランにシフト

そう思っていたからこそだと思うのですが、最近になって、思い切って早朝にランニングする習慣へと切り替えることにしたのです。

早朝と言っても、以前失敗した5:00〜ではなく、もう少し遅めの6:30〜。

同時に、ランニングのルートも大きく変更しました。

距離は変わらず2.5km程度です。

切り替えた背景には以下の理由があると思っています。

お祭りを経て、栢の木や観音堂への愛着が芽生えた

これは自分が関わった場所を走ることで特別な意味が生まれ、自然と足が向くようになった感じがしているのです。

顔の見える関係が増えたことで心理的安全性が高まった

お祭りを通じて知り合いが増え、地区内を走ることへの抵抗感がなくなりました。

夜や5時起きで走っていた時は、違う地区を走ることをルートにしていましたし、どこか「顔がわからない安心感」を求めていたのかもしれません…

顔の見える関係性に囲まれているの状況と、顔の見えない関係性に囲まれている状況というのは心理的な部分で大きく違うことを実感しています。

理由としてはおそらくこのあたりでしょう。

で、この際にもうひとつ試したことがあります。

朝のモーニングルーティン全体の組み合わせです。

結論を言えば「3つのモーニングルーティン」を組み合わせて、全体を成す形に組み替えました。

その結果、

ランニングをモーニングルーティンに組み込むことで習慣化の駆動力がアップ

した実感を得ています。

5時に起きてランニングをしていた頃には感じることのなかった成果です。

いかが実際の私のモーニングルーティンになります。

・起床後にシャワー、歯磨き、白湯を飲む

・ランニング

・ランニング後にシャワー

習慣は一つで捉えるのではなく、組み合わせせることで続けやすくなるということを身をもって強く実感。

変化を恐れず試してみる

ランニングの時間帯やルート、組み合わせを変更した結果、今とても満足感のある習慣に変わりました。

長期間同じやり方で習慣化が難しいと感じている場合は「時間帯」や「内容」を思い切ってアレンジしてみるのも手だと思います。

ずいぶん前に以下のような記事を書いたのですが、その中でこんなことを述べていました。

参照:白湯(さゆ)が教えてくれた、「丁寧に暮らす」の本質。

自分の習慣を見つめて、気付いて、観察して、長い目で見てより幸せになれるように、悪い習慣はやめて、良い習慣を取り入れるなどして「習慣を編集していく」こと。

思うに、これが「丁寧に暮らす」の本質なのではないだろうか。

もし皆さんも、うまくいかないと感じる習慣があれば、柔軟に見直してみてはいかがでしょうか?

きっと変化は新しい発見につながるはずです。

【著者プロフィール】

著者:田中 新吾

ハグルマニ代表(https://hagurumani.jp)。プロジェクトデザイナー、お名前プロデューサー、タスクシュート認定トレーナーの3つの専門分野を活かして、皆さまのビジネスやプロジェクトのお手伝いをしています。ポッドキャスト番組 #internaming パーソナリティ。地元の地域活性化にも挑戦中。

●X(旧Twitter)田中新吾

●note 田中新吾

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

記事URLをコピーしました