今の自分の目線を明確化しておく。
僕はある時点の自分がどのような目線を持っていたのかを明確にしておくことは良いことだと思っています。
なので節目節目で整理をするようにしています。
これは僕自身が大事にしている目線なので誰に強要するものでもありません。
そして、これが間違っていても、足りていなくても良いと思っています。何故ならアップデートされていくことが前提だから。
ということで、過去のTweetを貼り付けつつ自分の目線を整理しておこうと思います。
選別したつもりですが結構長くなってしまいました。でも、これを下まで読んでもらえると僕が大切にしていることや、どんな事象を切り取っているのかがなんとなく分かるのではと思います。
下記3つの目線で振り分けてみました。
- 大切にしている価値観
- 変化のキッカケを明確にする
- 社会や文化に対する考察と主義主張
読むひとによっては「あーなるほどそういう目線だったのか!」と思わぬ発見もあるかもしれませんので・・・時間があればぜひ読み進めてみてください。
大切にしている価値観
- 努力について
人知れぬ努力量が正しく積み上がって、一定の閾値を超えた適切なタイミングに、いい波が来た瞬間を「運が良かった」と表現するのだと思うんです。いい波がきていても閾値を超えていなければダメだし、閾値を超えていても波が悪ければダメ。波はコントロールできないので、努力量を積み上げるしかない。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) October 16, 2018
- 「幸せ」について
機嫌がいいこと、親切なこと、寛大なこと、丁寧なこと、幸せな気持ちはつねに外に現われる。自分が幸せであるから他人にも「優しく」できる。誰かの幸せのためと思って我慢していると、自分自身が幸せでなくなる。だから、他人の幸せよりも「自分の幸せ」の方が大事。絶対に優先順位を間違えたくない。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 22, 2018
- 「若さ」について
生きていれば違和感しかないのにそれと比べて絶対的に少ない納得感にいつまでもすがりついていたら、それは老いていると思った方がいいと思っている。違和感に対して盲目的にならずに向き合うこと。そして、いまある納得感を時々疑うこと。これができてるうちは老いを感じないんだろうなあ。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 10, 2018
- 「コミュニケーション」について
やっぱりコミュニケーションで大事なことは「相手が大事にしていることを大事にすること」だと思う。「相手の立場に立ちましょう!」と言われてもよくわからないけど「相手が大事にしていることを大事にしましょう!」と言われれば分かるので行動になる。相手の立場に立つとは本当はこういうことかと。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 4, 2018
- 「人間関係」について
人と人との間にあるのは「誤解」だけであって、たまたま意見の一致を見たとしても、それは狂った時計同士でも同じ時を指す瞬間があるのと同じこと。他人との理解とか一致を求めれば求めるほど、実は本質から遠ざかっている。ちなみに岡本太郎は「誤解の分量」が、ひとを強く豊かにすると言ってます。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 7, 2018
- 「守るもの」について
自分の中に守るものがある人は弱い。
自分の外に守るものがある人は強い。大人になるってことは守るものが変わることなのかな、とふと思った。
「僕は今まで逃げ続けてきた。今は守るものがある」と自ら戦場にバンバン飛び込むハウルの気持ちが結婚した今なら少しだけ分かるかも。#ハウルの動く城
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 5, 2018
- 「表現」について
"花は美しいというと「美しくない花もある」という人が出てくる。そのクレームを想定し「美しい花もあるが美しくない花もある」と書く。それはもはや言う必要のない文となる。全ての人が納得する文では表現にならない。勇気が必要なんだ。"
作家鈴木光司さんいわく表現することは「勇気」を持つ事。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 15, 2018
変化のキッカケを明確にする
- 映画を観て
それが答えかどうかは分からないけど「共感する」という意思決定が今っぽい。だからこそ、もののけ姫で、アシタカがモロの問いに対して「わからない、でも共に生きることはできる」という返しには今日性を感じる。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 1, 2018
昨年ブレードランナー2049を観たのだけど、主人公 K(=ライアンゴズリン)は自分が何者かを知りたいと思い、探索し、自分を知りながら物語が進む。そして、刃の上を走るように危険といつも隣り合わせ。それを観て「リスクを背負いながら自分を知っていくこと」が人生の醍醐味なんだと解釈をしました。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) February 18, 2018
- 人と会って
こないだ久々に、体を壊して一時は激痩せして危ういと聞いていた作陶の先生に会いに行ったら、それが嘘のように元気な姿を見ることができた。僕は嬉しくなってそして元気が出た。頭がいいとか、知識があるとかそんなことよりも「人を元気にできること」の方がよっぽど価値があるなと思った瞬間でした。 pic.twitter.com/cNSQnu83MJ
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 3, 2018
どんなに年齢を重ねても、年齢や世代を越境して「聞きにいくことのできるひと」でありたい。年齢を重ねると無意識のうちに自分に手枷や足枷をはめてしまい聞きにいくことをしなくなる。例えば、SNSに関しては、年下から教わるものが圧倒的に多いので、壁を作るのは大損でしかないみたいな。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 16, 2018
1対nじゃなくて、1対1をn回繰り返すのがカッコいい的な価値観に回帰している中で、でもそれを実際にやれてるひとはまだまだ少なくて、だからこそ、丁寧に1対1をn回ちゃんと繰り返しているひとに出会うと「このひとはカッコいいなあ」と心からリスペクトできる。1対1が持つ価値をいくつも知っている。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) September 27, 2018
社会や文化に対する考察と主張
- 組織や社会の腐り方
「魚は頭から臭くなる」という言葉のように、組織の腐敗は「上層部」や「支配層」から進む。社会や組織を守ることで利益を得るという権威を生み出す構造はとっくに限界がきている。その歪なシステムに警鐘を鳴らし、自立分散アメーバシステムの方へ移行しようとする人たちが着実に増えている感ある。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) April 9, 2018
- 地域の仕事
地域に根づいて、地域のために本当に役に立っていて、地域のお客さまから愛されて、場合によっては地域の外からのお客さまにも愛されて。そのなかで高賃金かつ安定的な雇用が生み出せるようなビジネスモデルを商店街の世界で広げていく。これはかなりおしゃれでかっこいいことだと思うんですよね。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) April 4, 2018
- 大人のお洒落
流行り廃りとは関係なく、本当にいいものをいつまでも大切にするというのは、レベルの高いおとなのお洒落だと信じている。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) October 4, 2018
- 企業の姿勢
Organic is not Label.
Organic is Attitude.昨晩の「種からタオルへ」で感動に打ち震えたのは最後のこのメッセージ。
オーガニックは認証ではなく企業の姿勢。本物は態度や姿勢で示す。@IKEUCHIORGANIC はブレない哲学と実行力のある素晴らしい会社。僕も頑張ろう。素直にそう思えました。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) October 5, 2018
- 人口減少社会
人口縮小社会においては、一人で何役もこなすマルチワーカーが重宝がられるし必要とされる。だからこそ、この方向に賭けるのは100%間違っていないと思う。そして、複業兼業のマルチワーカーの軸足は一本ではない。すべてが軸足だから「どこが軸足なんですか?」というのは愚問。多軸で動く。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) October 9, 2018
- ビジネス
届いても売れないものはあるし、刺さっても売れないものもある。それはやっぱり最後はビジネスモデルとかUXデザインてことだと思うし、今の時代のマーケティングは届く、刺さる、売れるの三拍子をつねに考え続けることだと思うんです。
— 田中新吾|RANGER (@ranger_blog) October 14, 2018
さいごに
この作業は半年に一回くらいのペースでやっていきたい。
なんならもっと短く切ってもいいくらい。
なぜならば、それくらいはやいスピードで価値観や思考がアップデートされていく感覚があるからです。
流れがはやいこんな時代だからこそ、立ち止まってみることは価値あるものなのではないかと思います。
それでは今日はこの辺で。