田中 新吾

私が毎朝ジムに通うようになった理由と今、実感していることについての備忘録。

田中 新吾

私事ではありますが、2026年1月3日から毎朝ジムに通うようになりました。

具体的には、毎朝5:30に起床し、モーニングルーティンの完了後、6時までにはジムに入り、7時にはジムを出る。

今のところ休むことなく毎日続けています。

今日ももちろん行ってきました。

今後も旅行や出張などが入りどうしても行くことができない日以外は、行き続けようと思っています。

まだたかだか二週間なので完全に習慣化されているわけではなく、語るには早いかなと思ったのですが、短いながらも自分に良い影響が出まくっているので、一旦ここで言語化しておこうかと思った次第です。

少しでも何かの参考になれば嬉しいです。

では、まずはジムに行くようになった理由から。

1. 脂肪肝

昨年12月、左腹部に違和感を感じたので念のため病院に行って診てもらいました。

すると、左腹部とは関係ないところですが、「脂肪肝がなかなかですね」と先生に言われました。

肝臓が人よりも弱め?なことは20代の頃から自覚していたのですが、CTの結果を見せられるとなかなかのショックがあります。

見える化の力よ。

「これはなんとかしないとな…」

と強く思いました。

ちなみに、2020年1月から1年間ゲコノミスト生活を送った時があったのですが、この時もトリガーは脂肪肝でした。

関連記事:「ゲコノミスト」になって、「大学生から社会人」になった時の記憶を思い出した。

脂肪肝トリガーはこれで2回目ですw

2. 運動したりしなかったりの不安定感

1のような体質も影響して、私は、健康のために「家の周りを15分走る」ことにしてきたのですが、雨の日や風の強い日、さらには猛暑日は思うように実行することできず、花粉がたくさん飛散している時も未実行になりがちでした。

そんな日は室内で筋トレをするようにはしていたものの、このしたりしなかったりの不安定感にどうもモヤモヤしていました。

要するに乱流ですね。

関連記事:「乱流」が「層流」になると、迷いがなくなり、発展と進化のフェーズに入る

できたりできなかったりが続くと、気持ちの面でもあんまり落ち着かない。

「今日は天気がいいから走れる」

「今日は雨だから走れない」

毎日この判断を繰り返すこと自体が、エネルギーを消耗していたのだと思います。

3. 抽象が大事 => 身体は全ての抽象

昨年受講した10X情報処理エキスパート講座で、あらためて「抽象」の重要性を理解しました。

AI時代だからこそ、横方向の知識ではなく、縦方向の「抽象と具体」が大事で、特に抽象が大事であるという話。

私のObsidianには以下のようなメモが残ってます。

考えることは、縦方向の動き。
覚えることは、横方向の動き。
横方向はAIが超絶得意。
横方向の増強は、知識の増強であるのに対して、縦方向の増強は、思考の拡大。

見えない世界を見るためには、縦方向の思考の運動が絶対に欠かせない。
これが、人が知恵を手にいれ賢くなるということ。

それから様々なところで、意識的に「抽象」を捉えにいくようになりました。

で、あらためて考えてみたときに、身体は抽象だと思うに至ったわけです。

身体がなければ何もできない。

身体が資本」とはよく言われたものですが、抽象という考え方を通してあらためて身体の重要性を実感しました。

どれだけ知恵を積み上げても、どれだけ良いアイデアが浮かんでも、どれだけ魅力的なプロジェクトにお誘いいただいても、それを実行する「身体」がなければ何も始まらない。

身体は、すべての具体的な行動の土台となる最も重要な抽象なんだと。

今日まで生きてきて一番、身体の重要性が腹落ちしました。

4. 冬生活応援キャンペーン「3ヶ月 月会費 0円」という広告を見た

そして、決定打となったのがこれです。

昨年末に、近所のジムの前を車で通りかかったら「3ヶ月 月会費 0円」という広告が目に入りました。

「今なら3ヶ月無料で通える」

それまで頭の中でモヤモヤしていた「ジムに通いたいな」という気持ちを、一気に行動へと変換させたのでした。

このようなものが理由でして、ここまで整理してみると、あるフレームワークが頭に浮かびました。

フォッグ式 B=MAT

行動心理学のフレームワークで「フォッグ式消費者行動モデル(Fogg Behavior Model)」と言われるものです。

スタンフォード大学のBJ・フォッグ博士が提唱したからフォッグ式と呼ばれています。

人が行動(Behavior)を起こすとき、それは「なんとなく」や「偶然」で生まれているわけではありません。

そこには明確に3つの条件が存在する。

これが揃わない限り、どれだけ頑張っても人は動かない、というものです。

具体的には、

動機(Motivation): 「やりたい」「そうなりたい」と人が思う気持ち

能力(Ability): 行動のしやすさ・実行可能性。手間・お金・時間・難易度のハードル

きっかけ(Triger): 行動を促す合図やタイミング

だから、B=MATです。

私のジム通いをB=MATで分析する

あらためて自分のジム通いを、このフレームワークで分析してみます。

・動機(M)

脂肪肝の発覚という健康面の危機感。

健康になりたい」「体を改善したい」という強い望みが生まれました。

加えて、10X情報処理エキスパート講座での学びを活かして、「身体は抽象である」という気づきを得たこと。

これが「体を大事にしなければ」という動機をさらに強化しました。

・能力(A)

近所に24時間営業のジムがあること。

車でサクッと通いやすい。

そして「3ヶ月無料」というキャンペーンのおかげで、金銭的なハードルも下がりました。

さらに、早朝の時間帯なら仕事や家族に影響せずに通える。

5:30までに起床、6時入館、7時退館という時間設計も、私の生活に無理なく組み込めるものでした。

・きっかけ(T)

冬生活応援キャンペーン「3ヶ月 月会費 0円」という広告を見たこと。

これが決定的なトリガーでした。

「今なら」という期間限定感が、「いつかやろう」を「今やろう」に変えてくれたのです。

ーーー

こうして見ると、私のジム通いはB=MATに合致していることがわかります。

例えば「ジムに入会する」という行動をする人は、

・動機:「健康になりたい」「痩せたい」

・能力:家の近所に通いやすいジムがある、月会費が払える

・きっかけ:「今だけ入会金が無料」という広告を見た

といった具合です。

まさに私のケースそのものですよね。

どれか一つでも欠けていたら、おそらくジム通いは始まっていなかったでしょう。

脂肪肝の発覚がなければ、動機が弱かった。

近所に24時間ジムがなければ、能力が足りなかった。

3ヶ月無料キャンペーンを見なければ、きっかけがなかった。

この3つが絶妙なタイミングで揃ったからこそ、2026年1月3日からの毎朝ジム通いが実現したのだと思います。

ーーー

さて、ここまでは「なぜジムに通い始めたか」という理由の話でしたが、ここからは、ジム×約1時間を2週間毎日続けて、今感じていることについて書いていきたいと思います。

頭も身体も、とにかく調子がいい

振り返ると、ジム通いを始めてから「頭も身体も、とにかく調子がいい」という実感があります。

正直なところ、これほどまでに心身のクリアさを毎日体験するのは初めてかもしれません。

朝から身体を動かすことで、頭のもやもやがスッキリ晴れ、日中の仕事や思考のキレが格段に上がりました。

「運動すると脳が冴える」「集中力が長続きする」といった、すでに研究でも明らかになっている“運動の恩恵”を、今まさに毎日リアルに感じています。

以前読んだ「ストレス脳」という本の中には、興味深い実験が紹介されていました。

学生たちにヘッドフォンで単語を聞かせる際、あるグループは歩きながら、もう一方は座ったまま同じ単語を聞き、48時間後にテストをしたそうです。

すると、歩きながら聞いた学生の方が、座っていた学生よりも約20%多くの単語を覚えていたという結果が出ました。

他にも、運動中は集中力や発想力が高まり、さらに運動後1時間以内はブレインストーミング能力が60%以上も向上するという科学的なデータも示されています。

つまり「運動することで思考能力が高まる」ことが、さまざまな研究により証明されているのです。

なぜ運動がここまで思考力に影響を与えるのか。

その理由について、ハンセン氏はこう説明しています。

  • 私たち人類は、長い歴史の中で「体を動かしている時」に最も深く思考する必要がありました。
  • 狩りや採集をしている最中、新しい情報を得て、それをすぐに記憶しないと生存に関わる場面が多かったからです。
  • もし脳が現代のような環境に最適化されていれば、パソコンの前でじっと座っている時に最高のパフォーマンスを発揮するはずですが、テクノロジーの歴史はせいぜいここ数世代。脳がそんな短期間で「座り仕事」仕様に適応できるわけがありません。

つまり、人類の歴史をさかのぼると、長い時間「動きながら考える」ことが日常であり、それが今の私たちの脳の“標準仕様”になっているというわけです。

だからこそ現代でも運動をすると頭が冴える。

この説明に私は直感的な納得感がありました。

運動から1日を始めることで頭が冴える」という実感は、こうした人類史的な背景を踏まえればとても自然で、むしろ当然のことなのかもしれません。

また、だいたい1週間ごとに「Inbody」というアプリで体組成を測定しているのですが、筋肉量や体脂肪率など各指標が少しずつ着実に良くなっているのもモチベーションの維持に繋がっています。

結果が数値で見えることは、続ける理由になり、自己効力感も高まっています。

加えて、昨年末から取り組むようになった、グルテンをできる限り摂らず、低FODMAP食材を摂るというのも相乗効果が結構あると思います。

「環境」に入り込んだら「迷い」が無くなった

今回、住まいの近くに24時間ジムがあったことが本当に大きかった。

そのおかげで、雨の日も風の日も、天候や気分に左右されず「当たり前のようにジムに向かう」ことができています。

「迷いゼロの環境」を整えることが、習慣化に及ぼす効果を身をもって体感しているところです。

ベストセラー本「複利で伸びる1つの習慣」にも書かれていますが、私たちは周りの世界(環境)によって変えられる。

環境は、人間の行動を形づくる見えざる手だ。
人はそれぞれ性格が異なっても、ある環境のもとでは、ある行動が何度も起こりやすい。
教会では、人はささやき声で話すものだ。
暗い夜道では、誰もが用心深くなる。このように、もっともよくある変化の形は内的ではなく、外的なものだ。
わたしたちはまわりの世界によって変えられる。どの習慣も背景に左右されている。

そして、迷いなく通える場所を得たからこそ持つことができた、「毎日行く」という「制約と誓約」によって、更にパワーが出ている感じです。

「コミュニティの力」で自然と続く

そしてもう一つ大きいのが「他の人が頑張っている姿」の存在。

早朝のジムは多くても数人、時に自分ひとりのこともありますが、それでも誰かが黙々とトレーニングしているのを見るだけで自然とスイッチが入ります。

「会話しなくても、同じ空間で努力している」

この空気感が、1人では得られない心地よい緊張感と継続力を与えてくれています。

これも一人で黙々と運動していた時には得られなかったことだと思いました。

毎朝ジムに通うことを続けてきて今感じるのは、習慣化には「動機」や「能力」、「きっかけ」だけでなく、無理なく続けられる「環境」や「一緒に頑張る人たち」の存在が欠かせないということ。

続けやすい環境や支え合える仲間がいることで、気持ちが揺らいだ時にも自然とやる気を取り戻すことができる。

その結果として、毎日の積み重ねが自信となり、日々の充実感や自己成長を実感することができる。

続けていく中で、また何か感じることがあったら書きますね。

引き続き以下のマインドも持って取り組んでいきます。 

今回の内容が、みなさんの視点や身体との向き合い方に、新たな気付きをもたらすきっかけに少しでもなれば幸いです。

UnsplashFrederick Shawが撮影した写真

【著者プロフィール】

著者:田中 新吾

◼︎ ハグルマニ(プロジェクトコンプリメンター)
◼︎ 命名創研(命名家)
◼︎ 栢の木まつり 実行委員会
◼︎ タスクシュート認定トレーナー

スプラトゥーン3の名前は、ジムワイパーという武器を使うので「ジムにぃ」なのですが、現実世界でも「ジムにぃ」になれるよう続けていこうと思います。

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