田中 新吾

自分自身の納得感を一番に考える。

タナカ シンゴ

この間、こんなつぶやきをしました。

最近、以前よりもずっともがくようになりました。

前まで、全くもがいていなかったかというとそうではないんだけど。

それはなんでかっていうと、もがくと納得感。

そして、納得感と暮らしの満足度の関係性が、妙に腹落ちしたからです。

その納得感、薄くね?

Twitterやnoteをやっていると、どうしても自分自身の納得感よりも誰かの共感を得る方に頭がいってしまいます。

これはきっと今までに、自分の発信したことにたくさんのいいねやリツイートをしてもらった経験のある人ならば全員わかる感覚だと思います。

①共感のために→②つぶやいて→③いいねやリツイートをされて→④納得感を得る

順番で並べるとこんな感じでしょうかね。

このプロセスで共感と納得感を得ていくことは自体は悪いことでもなんでもありません。

ただ、共感を獲得することを目的と考えれば、そこに自分自身の納得感は必ずしも必要ではありません。

例えば、自分が納得していなくても、誰かがどこかで言っていたいい感じのことを、つぶやくなどすればそれで他の誰かの共感を得れることはあるでしょう。

他の誰かが共感を集めているのをみるとどうしても「自分も!」と思ってしまうのが人間なようで、共感のためにが先行しちゃうんですよね。

実際私もあります。目にしているのは共感されているという結果の部分でしかないのにです。

発信したことが共感されれば、発信に対しての納得感は得られるでしょうけど、そこで得ている納得感はどうも薄っぺらい。

その納得感を得続けることで人生の満足度は本当に高まるのか?

満足度が高まるのはこの納得感ではないよな?

そう考えるようになったきっかけのつぶやきがこれです。

ただ単に、普段の活動の範疇なのでいいマップだと思ってつぶやいたら、結構な数のいいねやリツイートがつきました。

この共感連鎖の後に残った納得感たるや薄い、薄すぎると思ったんです。

なんなら、全然いいねもリツイートもついていないこっちのツイートの方が自分自身の納得感は圧倒的に高い。

もがいた分だけ納得感が高まる

なぜ、いいねもリツイートもまったくついていないつぶやきの方が納得感が高いのか?

それはもがいたからだと思うんです。

このつぶやきはポッと思いついてでてきたものをその瞬間、言葉にして発信したわけではなく、長い時間かけて考えてきたことがようやくまとまったので、つぶやきました。

「孤独と孤立と孤高と、全部ひとりを表す言葉だけどどこかが違う」というように数ヶ月前から改めて考えるようになり、整理しても全然しっくりこなかったり、惜しいところまでいったり、また考えはじめに戻ったり、そんなことを繰り返しながら自分がどの「ひとり」なのかを考えてきたんです。

ひとりを表す言葉に対して、もがいてきたと言えるでしょう。

このつぶやきにはいいねもリツイートもリプライも、ほとんどついていません。そうすると結果はよくなかったのかもしれない。

でも、結果はどうあれ、自分自身の納得感はとても高い。

それは、自分はひとりだとメタ認知することができたからです。

その上、心は充実しているしひとりについて更に深く考えるようになっています。

納得感が高いから辿ったプロセスの満足度も高い。

私はこれでいい。

自分の納得感を一番にする

とにかく、何をするにも一番大事にすべきは自分自身の高い納得感だと思います。

繰り返しになるけど、共感目的で薄い納得感を得ても人生の満足度は一向に上がりません。

逆に、高い納得感が蓄積されてくると、自ずと暮らしへの集中力も上がってきます。

集中力が上がるとより高い納得感を得ようとするのでいいサイクルになる感覚があります。

自分自身の納得感にとことんこだわること。

そしてもがくこと。

とらえておくべきことって結局これに尽きるし、とてもシンプルだと思うんです。

自分の納得感一番で、この先の人生も突き進んでいきたい。

そのためにとにかくもがき続けようと思う。

さいごに

2018年、ロシアW杯は若きレ・ブルー(フランスの愛称)の優勝で幕を閉じました。

日本の下馬評を覆す快進撃もあってとても楽しませてもらいました。

優勝候補が早々と消え、これからの時代を担う若い力が目立った大会だったと思います。

それにしても今回の個人賞はとにかく納得感が高かったです。

  • 大会MVP:モドリッチ
  • ヤングプレイヤー:エムバペ
  • 最優秀GK:クルトワ

こんなにしっくりくる個人賞はW杯をちゃんと見だした1998年から数えても初めてかもしれません。

たまたまですが、これも納得感を考えるとてもいい教材になりました。

それでは今日はこの辺で。

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