つい応援したくなってしまう人が持っている特徴について。
先週の土曜日、高校サッカー選手権大会の準々決勝を友人と観に行きました。
場所は等々力競技場で、対戦カードは、第1試合が青森山田vs矢板中央。
第二試合が尚志vs帝京長岡という、二試合共に大変好カードでした。
結果は激戦の末、青森山田と尚志が勝ち進み、1月12日(土)に決勝の座をかけて戦うことになりました。
どちらも本当にいい試合でエキサイティングしっぱなしでしたね。
板橋選手をとにかく応援し続けた
栃木県代表矢板中央に「板橋幸大」という選手がいます。
この選手を知ったのは去年埼スタで行われた準決勝。
試合の終盤で投入された二年生で、入ってから終始観客を賑わせていたんです。
その彼の身長はなんと154cm。長身選手が揃う中だから当然目立ちます。
そして、その小さな体から繰り出されるキレッキレのドリブルと、チャンスメイクが持ち味。その勇姿は観るものすべてを惹きつけていました。
参考記事:【選手権】矢板中央の154センチのドリブラーが会場をどよめかす
そして、今年三年生として最後の選手権を迎えたわけです。
去年同様、切り札として終盤に投入され、青森山田DF陣をとにかく翻弄し続けていました。その間、何度「板橋くん、がんばれ!」と声にしたでしょう。
気付いたらなんか本気になって応援していました。
結果は力及ばず1-2で青森山田に負けてしまったんですが、本当に素晴らしい試合だったし、去年に続き感動させてくれました。
卒業後の進路を知る由もないけれど、是非大人になった板橋選手をFリーグ(フットサル)とかで観てみたい。そしてまた本気で応援したいです。
つい応援したくなってしまう人が持っている三つの特徴+α
試合を観終わった後、ふと「応援したくなる人の特徴って何だろうか?」と考えていました。
その時にしたツイートがこちらです。
応援するはやりたいことがある人を後押しするコミュニケーションだから、やりたいことがないひとを応援することはできないし、やりたいことが明確でなかったり分かりにくいひとは応援しづらい。みんなが応援したくなるひとって結局、やりたいことが明確かつそれを伝えるのが上手で長けていると思う。
— タナカシンゴ(RANGER) (@ranger_blog) January 5, 2019
ここで考えたポイントは三つ。
一つ目は、やりたいことが明確にあること。
そして、二つめはやりたいことが分かりやすいこと(見た人にとって分かりやすい)。
そして最後は、それに向かって現在進行形でチャレンジしていることだと整理しました。
例えば、板橋選手の場合。
やりたいことは全国制覇であってチャレンジの真っ最中。
そして、彼の個性溢れるプレーから全国制覇への思いがひしひしと伝わってくる。だから、自然と応援をしたくなったのだと思います。
これに加えて「あんなに小さい体なのに、すごい!」という「+α」があったので、その気持ちはもう抑えきれません。
そして、
板橋くんの他にもつい応援したくなる人が身近なところにいます。
居候男子のムハくん(@ayumukizu )です。
彼と知り合ったのは去年だけれど、彼もやりたいことが明確にあって、それを分かりやすく伝える能力もあり、がんがんチャレンジをしているのでついつい応援したくなります。
今の20代がもつ価値観を象徴するような存在でもあると思っていて、見ていて本当に勉強になるし面白い。
面白いと思える価値観が、僕が彼に対して抱いている「+α」なのかと。
ブログもよかったら覗いて見てください。正直めちゃくちゃ面白いんで。
さらに言えば、その人にとってのやりたいことが周りからみて「面白い」とか「すごい」と思われるものであるほど応援が集まるのだと思います。
— タナカシンゴ(RANGER) (@ranger_blog) January 6, 2019
さいごに
説明するまでもないですが、応援するというのは、やりたいことがある人を後押しするコミュニケーションです。
だから、やりたいことがないひとを応援することはできないし、やりたいことが明確でなかったり分かりにくいひとはやっぱり応援しづらいものです。
ということだと理解した上で「じゃあ自分が他の人から応援をしてもらうようになるためには何をするべきなのか?」というように考えだすと、もしかすると今は見えていないものが何か見えてくるかもしれません。
そういう自分は何なんだって話なんですが。
この記事が他の誰かの参考に少しでもなれば幸いです。
それでは今日はこの辺で。