田中 新吾

日常生活に「コイントス」を取り入れたら、生活が全体的に楽しくなった。

タナカ シンゴ

タイトルにあるとおり、

最近、日常生活で「コイントス」を行うようになりまして、その結果生活が全体的に楽しくなりました。

本記事でお伝えしたいことはこの1点に尽きます。

言いたいことは凝縮してすでにお伝えしてしまったので、これ以降は補足として読んでいただければ大変に嬉しいです。

コイントスを取り入れるようになったキッカケ

6月にNHKの番組「ヒューマニエンス」で「遊び」をテーマにした回を視聴しました。

参照:「“遊び” それは人類の可能性の宝庫」

以下は視聴した際にとった雑なメモです。

・遊びの定義は、自由である、何らかの規則がある、無報酬で遂行される

・遊びじゃないとほんとの力が出ない

・遊びじゃないと続かない

・モデルベースシステム、これは二つの戦略を比較検討するときに使われるもの

・モデルベースシステムを鍛えるには遊びがいい

・手段を増やしていることが遊びなのでは?

・目的に対してオプションを作っていく

・遊ぶのが目的なら脱線しまくることはいいことなのではないか?

・遊びを続けてやるのは、偉くなった気分になるから

・鬼ごっこが世界中にあるのはなぜなのか?

・多対多の遊びは人間だからできる

・チンパンジーは1対1しか遊べない

・遊びは「われわれ感」を生み出す

・楽しいという感情が進化にどのように大事だったのか?

・人は遊びを利用して絆をつくったのではないか

・現代は意味とか目的とかゴールからの逆算がほとんど

・今どうやったら遊べるかが最も大事

・遊び経験が豊富な人は違う見方ができる、視点が豊富な人は豊か

・スランプを考えるとスランプを抜けられない

・スランプを考えなくなるとスランプから抜けられる

この番組の中であった「日常生活の中に遊びを取り入れる」という話の流れで、具体例として「今日履く靴をコイントスで決める。似合わなくてもそれでいく」という紹介がありました。

この情報を得たことがコイントスを取り入れることに繋がった大きなキッカケです。

コイントス用のコインを購入

直感的に「これは良さそうだ!」と思ったので、その視聴後、まずはじめに「コイントス用のコインを買う」ところから着手しました。

十円玉や五百円玉でも良いかなと最初は思ったのですが、それではきっと面白くない、と思ったわけです。

実際に購入したのがこちらのコイン。

「ん??」

なんか見覚えあるかもと思った方もいるでしょう。

実はこれ、鬼滅の刃に出てくる「カナヲ」というキャラクターが意思決定をする際に使っているコインなんです。

(単行本7巻より)

amazonで見つけて「めっちゃいいじゃん」と思って即買いしました。

ちなみに、伊之助とカナヲがタッグを組んだ童磨戦は10回くらいは読みました。

どんな時にコイントスをしているか?コイントスをやるようになってどうなったか?

コイントスを取り入れてから早いもので2ヶ月が経つのですが、以下のようなシーンで、できる限りコイントスをしてみています。

・今日履く靴を決める時

・今日作る夕飯を決める時

・買うか買わないか迷った時

・どこに行くかを決める時    など

コインの裏と表の2択を作ってコイントスをして遊んでいます。

実際にコイントスをやるようになってどうなったか?については、

・日常生活が今まで以上に楽しくなった

・「コイントスで決めたし、まいっか」みたいな気持ちが生まれて余裕が出る

・「コイントスで決めよう」と言うとその瞬間が盛り上がって楽しい

・コイントスをする瞬間だけでなく、生活が全体的に楽しくなる(バフがかかった感じ)

・ゲームで言うところの「移動速度2倍」「経験値1.5倍」のように一度取得したら、以後ずっと永続的に効果を発揮するようなものと同じイメージ

このような感じです。

たださすがに仕事における重要な意思決定をコイントスで決めるのはまずいと思うので仕事の意思決定には取り入れていませんが、引き続き仕事に影響のない範囲でコインを宙に投げていきたいと思ってます。

コイントスは一見単純な遊びに見えます。

しかし、あらためて考えるとその背後には深い魅力と多様な楽しみ方が存在していると感じています。

キーワードは、シンプルさ、不確実性、公平性、戦略性、歴史的な背景といったところでしょうか。

先日旅が好きで、予定調和が嫌い、その土地土地での偶然性を期待して旅をしているという方とお話しする機会があったので、その方にも今度オススメしてみようかと。

引き続きコイントスをしながらその面白さを探究していきたいと思います。

皆さんももしよかったらコイントスをしてみてください。

日常生活が今よりもちょっと楽しくなるかもしれません。

UnsplashAndy Hendersonが撮影した写真

【著者プロフィールと一言】

著者:田中 新吾

お客様(企業や自治体やNPO)が求めるプロジェクトの歯車になるのが仕事。プロジェクト推進支援専門のハグルマニ(https://hagurumani.jp)代表。PJメンバー共通の景色となるネーミングやコンセプトの構築もします。タスクシュート認定トレーナーとして自分らしい時間的豊かさを追求する方々の支援にも注力中。

●X(旧Twitter)田中新吾

●note 田中新吾

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コイントス、人といる時に行うとなかなかに盛り上がるので楽しいですが、自分一人の時にやってもなかなか面白い感覚に包まれます。

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最後まで読んでくださりありがとうございます。

これからもRANGERをどうぞご贔屓に。

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