先日こんなツイートをしました。
こう思うようになったのは妻のおかげです。
僕は鼻が無茶苦茶悪いのでよくいびきをかいてしまうようです(無自覚)。それでこのことをよく妻に注意されます。「夜、本当にうるさいんだからね」と(泣)
これが引き金になりまして、睡眠に対して調べたり考えたりすることがかなり増えました。なんなら「この領域のビジネス可能性結構あるなー」と思っていたりもします。
今日はこの辺の話から少し広げてみたいなと。
ごく自然に積み重ねているものの質を変えてゆく
この間、リビングワールド代表で、働き方研究家の西村さんが非常に面白いツイートをしていました。ちょうど睡眠について考えていたこともあってこれにはとても共感してしまった。
今年からはじめたトレイルランのおかげで最近、歩くこと、走ること、姿勢などについてより良くしようとしている節があります。実は考えているのは眠りだけではありません。
というのもあって西村さんが言っている「ごく自然に積み重ねている日常的な経験の質を変えてみる」という言葉にはとてもしっくりきました。
占める割合が大きいからこそ、その質が変わった時の影響が大きいことはなんとなく予測がたつ。だからこそ、これらを追求することで人生は面白くなりそうというのもなんとなくイメージすることができるんです。
人は繰り返し行うことの集大成である
これはアリストテレスが遺した言葉で、昔から僕が大事にしている言葉の一つでもあります。習慣の重要性をいつも胸に刻み込んでくれています。
また、伊坂幸太郎の小説「ゴールデンスランバー」には、人間の最大の特徴は「信用と習慣」という一節が出てきますが、ここからも「習慣」は人生において良くも悪くも大きな割合を占めるということが言えると思います。
ちなみに、アリストテレスの言葉には続きがあって、「だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。」と続きます。これには随分と救われました。
ごく自然に積み重ねている日常的な経験の質を変えてゆく。
今年ももう終わりに近づいていますが、こんなことを漠然と考えている今日この頃であります。
さいごに
睡眠の話に戻すと、今、上質な睡眠を導くテクノロジー「スリープテック」の市場がかなり盛り上がっていますね。
ローソンマニアさんのブログが参考になるので興味のある方は色々と試して見るといいかもしれません。
厚生労働省の2015年「国民健康・栄養調査」によると、1日の平均睡眠時間が6時間未満の日本人の割合は20歳以上に限ると39.5%。つまり約4割もの成人が睡眠不足に陥っている。これは労働生産性の低下にも繋がるなど、近年大きな社会問題にもなっている。
とはいえ、ショートスリーパーと呼ばれる人も稀に存在するなど、最適な睡眠時間や眠りのパターンは、実は人それぞれ異なるという研究結果もある。つまり、一番大事なことは自分が快適だと思える環境で、しっかりと眠れていると常に実感することだろう。
そんな中、最適な眠りを身につけるために、睡眠の質を改善するテクノロジー「スリープテック」が話題になっている。今回紹介するのは、それらの中でも注目度の高い代表的プロダクトだ。もし今自身があまり眠れていないと考えている人は、これらで眠りの質を高めてみるのはいかがだろうか?
個人的に導入してみたいのは、Nokia Sleep。マットレスの下に本体を設置するだけで自動的に睡眠サイクルを分析するだけでなく、心拍数の推移も計測してくれるそう。いびきを検出すると記録し、アプリで睡眠の質を把握できるというテクノロジー。
正確な現状分析が有効打につながるのはどの世界にも言えることなので、ステップワンはやっぱりここなのかなという感じで考え中です。
それでは今日はこの辺で!