自分のことを知るほど、他人に興味が湧いてくる。
人が一番興味があるのは圧倒的に自分です。
だからこそ、自分以外に興味を持てること自体が「才能」なんだと僕は思います。
「じゃあ、どうしたら今よりも他人に興味が持てるようになるのか?」
今日はそんなお話を少しだけしてみたいと思います。
他人のことを知るだけでは時間がかかる
「他人に興味をもっと持ちたい」と考えたときに、まず先にあがるのが「他人のことをより知ること」ではないでしょうか。
会話の中で他人から色々聞いてたらいつの間にか興味が増していた、なんてことはよくあること。
「これ以上にいい方法があるのか?」と思うくらい他人のことをより知ることは、他人への興味を増やすための有効な方法だと思います。
でも、他人のことを知りたいからといって、しょっちゅうコミュニケーションをすることができるわけではありません。当然ながら、他人には他人の都合があります。
だから「他人のことを知る」という方法だけでは、どうしても時間かかってしまいます。
できるかぎり他人に興味を持ちたいけどそれには時間がかかる。
どうしたら時間をかけずにもっと他人に興味をもつことができるのだろうか。
こういう問題に直面したひとのために「自分のことを知る(自己理解)」という方法があるんだと思うんです。
自分のことを知るほど、他人に興味が湧いてくる
自分の話を少しします。
GW中、去年の診断結果に追加料金を払って「ストレングスファインダー(自分が言語化できていない強みを客観的に知れる診断として非常に有名なツール)」の全34資質を確認してみました。
ちなみに、強み(の傾向)と呼べる上位10位を抽出したらこんな感じでした。
大した額ではなかったので、追加料金払って全34資質を確認。それからこちらの分類シートを使って上位10位までを抽出。https://t.co/yWYV8sMXRD
ストレングスファインダーで出る資質=才能ではあるけど、統計学として捉えると「そうしていると心地よくてパフォーマンスが出ること」と解釈してます。 pic.twitter.com/dEFuli5yyA
— タナカシンゴ (@Shingo_tna) May 6, 2019
上位10位を抽出したあと、それぞれの説明を詳細に読んでいったのですが「自分のことを知る」ほど、他人のことを考えている自分がいることに気が付きました。
「○○さんはどうなんだろう?」「○○さんの6位〜10位を知りたいな」
これらはストレングスファインダーを確認する以前は持つことがなかったものなんですが、意識することなく自然に発生していたことに驚きました。
でもよくよく考えてみると、この感覚は今まで色々な場面で味わってきていたんですよね。
ただ、うまく自分の中で言語化が出来ていなかっただけ。
自分のことを知るほど、他人に興味が湧いてくる。
今までのことを考えても、本当にこれだなと思うようになりました。
自己理解に関して、取っ掛かりとしてオススメなのはやっぱりストレングスファインダーですかね。
上位5位のみならず全34資質を確認するのがいいと思います。追加料金もそんなにかかりませんのでまだの方は是非やってみてください。
さいごに
何だか矛盾するようですが、僕は自分のことを絶対に深く知った方がいいとも思わないし、自分と絶対に向き合わなきゃいけないとも思いません。
やりたければやればいいし、やる必要がないと思うならやらなくていいと思います。
ただ、ハッキリと言えることが一つあるとするとそれは
「自分以外の誰かに興味を持ちたい」と思う僕にとっては、自分のことを深く知ろうとするのは効果的だということです。
今日の視点が何かの参考になったら幸いです。それでは今日はこの辺で!