田中 新吾

作り手の念が込められたものは「いい顔」になり、写真にするともっと「いい顔」を見せる。

タナカ シンゴ

先日、一つの写真集が届きました。

今回はこの辺の話を少し。

石見銀山大森町の写真集「おもかげ」

届いた写真集は、石見銀山大森町の写真集「おもかげ」。

大森町は、昨年ぼくが心を奪われてしまった島根県大田市にある地域です。

参照:しょうもない話をする人が大好き。

参照:改修された古民家から感銘を受けたこと。

ちなみに、そんな大森町を訪れるキッカケはこちらの記事に書いています。

参照:クオリティの高い勝手が認められる。

実際に届いた写真集がこちら。

この写真集ですが「ゴテックス製本」という変わった方法で仕上げられていまして、中の写真が楽しめるように「パタン」と開くようになっています。

一見すると、背表紙がなく、手触りもザラザラゴツゴツしていて「未完成感」があるんですが、むしろこの感じが常に町並みの工事をしている大森町の雰囲気にピッタリという状況。

中身はこんな感じ。大きな写真と一言コピーのシンプルデザイン。好きな町がつねに手元にあるようで、眺めているだけでいい気分になれます。

素敵なHPに度肝を抜かれて大好きになってしまった大森町ですが、率直に言うと、この写真集はHP以上かもしれません。それくらい素敵な装丁と内容です。

幾分か大森町バイアスがかかっていますが悪しからず。笑

作り手の念が込められたものは「いい顔」になり、写真にするともっと「いい顔」を見せる

ちなみに、この写真集を届けてくれたのは、制作プロデュースをされた群言動の松場忠さん(@tadashi_matsuba)。

大森町を訪問した際にとてもお世話になったのですが、その後もTwitterでちょくちょくコミュニケーションをとらせてもらっています。

HPのとき同様、写真集の制作に関して気になることを尋ねたら、またもや親切に色々と教えてくれました。ホントにありがたい。

そして、写真集が届いたことをTwitterで告げると、早速忠さんからリプが入りました。

まったく同じことを思っていたので、リプを見てめちゃくちゃ歓喜しました。

ホントにこの写真集、いい顔してます。

参照:人生最高の目標は「いい顔になること」。

この後も、忠さんとのやりとりが続きまして、

いやはや、とっても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

ちなみに、このコミュニケーションの中からある確信を得ました。

それは、作り手の念が込められたものは「いい顔になる」ということ。そして、写真にするともっといい顔を見せるということです。

この確信ですが、「世界にいい顔してるを増やしたい」を個人のビジョンとして掲げている僕にとって、これから非常に大きく作用していきそうな気がしています。

これから「いい顔してるなあ」と感じたものは、どんどん写真にもしていきたい。そんなことを思う今日この頃であります。

さいごに

実は、昨年大森町に滞在してから、会うひと会うひとにこの町のことをべらべらと勝手に語っているんですが、

今の気持ちは「この写真集があれば更に語ることができるぜ!」って感じにとってもワクワクしています。

ホントに素敵な写真集なので、是非実物を見て欲しいです。望みあれば持って行きます。

それでは今日はこの辺で。

いつもこのブログを読んでくださっている方々にとって、何かしらの参考になったら幸いです。

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