花が咲かない時は、根を伸ばせ。
少し前のものですが、最近こんな記事を読みました。
「根っこを伸ばすことは無駄にならない」不惑を迎えた中村俊輔の向上心
言わずと知れたサッカー元日本代表の中村俊輔選手のインタビュー記事です。
中村俊輔選手の人々を魅了するプレーは中学生の頃から憧れでした。左利きでもないのに何度左足でフリーキックの練習をしたことか。あと、またぎフェイントも。
10年間も日本代表の10番を背負い、Jリーグでは史上初となる2度のリーグMVPを獲得。セルティックでもスコットランドリーグMVPに選ばれ、欧州チャンピオンズリーグで日本人初ゴールをマンUからマークするなど数々の伝説を残してきたいわゆるスターです。
そんな中村俊輔選手は現在40歳。引退してもおかしくない年齢ですが、未だにJ1リーグのジュビロ磐田で現役を続けています。
この記事では、40歳を迎えた今もなおピュアで向上心を持ち続けられている理由に迫っています。
根っこを伸ばすことは無駄にならない
最近僕はプレー以上に、中村選手の信念やポリシーが好きになりました。
たとえば前にこんなツイートをしたのですが、もがくことにこだわりだした時、この思考を強化してくれたのは間違いなく、中村選手でした。
サッカー元日本代表の中村俊輔選手が前に「もがく」ことの重要性を説いていたけど、ここ最近「もがく」が個人的なホットワード。自分自身の「納得感」に前よりもこだわるようになったら、自然に「もがこう」と思うようになっている。調べたら将棋の羽生さんも「もがく時間はすごく大事」と言っていた。
— タナカシンゴ (@Shingo_tna) July 16, 2018
「苦しいときにこそ、やらなくちゃいけない。壁にぶち当たったとき、どうにかしようと立ち向かう、前向きな気持ちを持つのはたやすいことではない。だから、僕はもがく。このまま終わるわけにはいかないし、終わるわけもない。」中村俊輔 # pic.twitter.com/1dJOg0wPJF
— 【特集】アスリートの言葉 (@kakugen78) October 4, 2018
今回読んだ記事中にも非常に共感できる部分がありました。
(中略)
” 大切にしている言葉がある。
「花が咲かないときは、根を伸ばせ」
耐えなければならない時期はやって来る。耐えて、もがいて、粘る。そのうえで自分の結論を下す。ジュビロ移籍の決断もそうだった。年齢との戦いも、また然り。耐えて、もがいて、粘って根を伸ばしていれば、たとえ小さくともきれいな花が咲くのだ、と。
「有名企業で重職を務める人と知り合いになって、その人も言っていた。上司にずっと認められなくて大変だったけど、我慢してやっていくことで実を結んだ、と。サッカーだけじゃなく、どの仕事でも言えることかもしれない。根っこを伸ばしていくことは、決して無駄にはならないんだなって」
不惑のファンタジスタに引退の設定はない。
1年1年が勝負、いや、彼は1日1日を勝負している。
不惑の中村俊輔はきょうも「やることが多すぎる」日常を生きている。”
根っこを伸ばしていくことは、決して無駄にはならない。粘って根を伸ばしていれば、たとえ小さくともきれいな花がさくのだと。
はじめて読んだときから納得感が高すぎて正直驚きました。
今年のはじめに「中村俊輔 サッカー覚書」という本を出されていて、評価がとても高く気になっている本です。
さいごに
最近、こんなツイートをしました。
「二軒目いきません?」とか「お店変えません?」とか、変化を加えようとするひとはいいなあと思う。ほんとちょっとしたことなんですけどね。
— タナカシンゴ (@Shingo_tna) October 1, 2018
こうやってさらりと提案してくるひとを何人か知っているんですが、そういうひとは本当にいいなあ。好きだなあと思います。
空気が読める、というものかもしれませんがそれだけではないような気がしています。
こういうひと達にもおおらかさを感じます。だから、多分何かしらの根っこに支えられていて、その根をひとの見えないところで伸ばしているんだと思うんです。
それでは今日はこの辺で!