見つめる鍋は煮えない。
先日、こんなツイートをしました。
今日はこれについて少し補足をしておこうかと思います。
鍋の季節がやってきた
最近朝晩、随分冷え込むようになりました。
体が冷えてくると暖かいものを食べたいと思うのが人間ですから、その欲求に合わせるようにスーパーマーケットには鍋の素が立ち並ぶ。
個人的にも鍋が好きで、この季節になるとよく作るようになります。
料理として”簡単である”という点も見逃せません。
仕事関係で、懇親会を開くことがあるのですがこの懇親会でもよく鍋をやります。
毎回、十数人が集まるのでその人数に行き届くように準備をします。
完全にワンオペですが準備に関してはもうだいぶ慣れました。
それに、鍋が暖かいだけでなく、食べながらみんな揃って「美味しい美味しい」と言ってくれるのでさらに暖かい。
鍋好きです。
見つめる鍋は煮えない
鍋の準備をしているといつも「見つめる鍋は煮えない」という諺を思い出すんです。
この諺は、鍋をずっと見ていてもなかなか煮えないけど、目を離しているとすぐに煮えるというもので、ヨーロッパの諺です。
よく出来た諺だなあと、鍋を作るたびにいつも感心してます。
これを現代風に言い換えると「見つめるフォロワーは増えない」と言えたりする気がします。
見てない時にSNSのフォロワーが増えるのはザラにあるし、逆に見ている時は全く増えることはありません。
直近の出来事でいうと、私が配信をしているPodcast経由で、あのひふみ投信の方からアポイントの連絡がありました。
その方が書いた記事を元ネタにしてラジオで話をしていたところ、「分かりやすく喋ってくれていたので是非お会いしたい」とメッセンジャーが来たんです。
最近バタバタとしていて収録が後手に回ってしまっていたのですが、まさに全然見つめていなかったからこそ煮えた体験でした。
私たちはどうしても何かに対して執着して自分を苦しめてしまいがちです。
でも、この諺はそんな状態から私たちを救ってくれる。
もはや諺というか理論だと思います。
だからこそ、心の引き出しの手がすぐに届くところに仕舞っておくのがいいじゃないかと思う今日この頃です。
さいごに
私は大根が大好きです。
特に冬に食べる大根が大好きです。
そんな大根好きの私にとっては刺激的すぎる「ムック本」に出会ってしまいました。
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どれを作っても本当に美味しそうで、ついついヨダレが出てしまいます。
「大量消費」という言葉には時代錯誤を感じてしまいますが、内容は秀逸なので気になる方は是非読んでみてください。
【著者プロフィール】
田中 新吾
「どの本を読めばよいかわからない」という人は、ひとまずの目安を「十年以上前に出た本」に置き、今でも売れ続けている本を読むのが良いと知りました。そうすれば、少なくとも内容に関して、ほとんどハズレはないからと。「10万部売れた」「30万部売れた」という実績に踊らされない本を選ぶ目線もしっかり養いたいです。
幅を愉しむWebメディアRANGER(http://ranger.blog)を設立・運営中。複数の立場で、企業・地域・個人の商品開発と集客を支援中。元マーケティングファーム ディレクター。詳しいプロフィールについてはこちら。
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